質実剛健なクロカンで優雅にファミキャン。
先代のランドローバー110を含めて、30年以上もデザインの変更がほとんどないディフェンダーは、強靭なラダーフレームにアルミボディを配した本格4WDだ。同社のレンジローバーとはある意味で対局の存在で、ベンツのGクラスなどとも違う“土臭さ”が魅力。
5人家族のヨシミさんはラングラーに乗っていたが、子どもが大きくなって手狭になってきたことから乗り換えを決意。愛車は2008年モデルだ。
「本当は80年~90年代のモデルが欲しかったのですが、旧車を維持するのは大変なので……」。ディフェンダーは古いモデルでも車体価格がほぼ変わらず、場合によっては高い傾向にあるため、ここは割り切って極力新しい年式をセレクト。
その代わりに木板付きのルーフラックやサイドステップ、アルミ縞板のバンパーガード、リヤラダー(はしご)、ウッドハンドルなどで好みのキャンピングスタイルにアレンジ。内装も2DINナビパネルですっきりと仕上げている。
車体の高さと頑丈さを利用してカーサイドタープやランタンハンガーを取り付けているのが印象的でした。