GO OUT CAMP vol.16

2021年4月23日〜25日までの期間、ふもとっぱらで開催されたGO OUT CAMP vol.16。新型コロナの影響でおよそ1年ぶりの開催となった今回は、感染拡大防止のため、人数を制限して行われた。参加者たちはマスク着用、テントサイトはソーシャルディスタンスを意識して配される形となったが、それでも会場は盛況。例年よりものんびりとした空気感で、ライブや買い物をまったり楽しむ様子が見受けられた。
Photo/Dai Yamamoto Repot & Text/Shoichi Yamada

クラシックスタイルに仕上げた、モナコブルーの240(VOLVO/240 ESTATE)

作成

OWNER:滝澤 篤さん/会社員
購入:2021年

レトロなルックスとスムースな走りで、旧車の中でも根強い人気を誇るVOLVOの240。北欧車特有の寒さや雪道への強さはもとより、ボルボといえば軽くぶつけただけではびくともしない頑丈さでも知られている。

以前はジープのレネゲードに乗っていたというオーナー。「広めのラゲッジスペースが欲しくて240にしました」。車載のためとはいえ現行のSUVから旧車というのは思い切った選択だが、一度は古いクルマを転がしてみたかったという想いは男なら共感できるはず。

「だからこそカスタムにはとことんこだわりました」と語る通り、サイドミラーやモールのメッキ化、ウッドのルーフキャリー、希少な純正コーナーポールなどでクラシカルに仕上げた。また、フィールドでも一際目立っていたブルーカラーのボディー。240といえばレッドやネイビーを見かけることが多いが、ボルボファンの中でとりわけ人気なのが希少なモナコブルーだ。

「運転していると、自分で操作している感じが肌でわかる」とルックスだけじゃなく、古いクルマとの付き合い方も心得ているようだ。

Shoichi Yamada
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