OWNER:滝澤 篤さん/会社員
購入:2021年
レトロなルックスとスムースな走りで、旧車の中でも根強い人気を誇るVOLVOの240。北欧車特有の寒さや雪道への強さはもとより、ボルボといえば軽くぶつけただけではびくともしない頑丈さでも知られている。
以前はジープのレネゲードに乗っていたというオーナー。「広めのラゲッジスペースが欲しくて240にしました」。車載のためとはいえ現行のSUVから旧車というのは思い切った選択だが、一度は古いクルマを転がしてみたかったという想いは男なら共感できるはず。
「だからこそカスタムにはとことんこだわりました」と語る通り、サイドミラーやモールのメッキ化、ウッドのルーフキャリー、希少な純正コーナーポールなどでクラシカルに仕上げた。また、フィールドでも一際目立っていたブルーカラーのボディー。240といえばレッドやネイビーを見かけることが多いが、ボルボファンの中でとりわけ人気なのが希少なモナコブルーだ。
「運転していると、自分で操作している感じが肌でわかる」とルックスだけじゃなく、古いクルマとの付き合い方も心得ているようだ。