OWNER:藤井 拓磨さん
購入:2021年
商用バンとして長きにわたり日本の経済を下支えしてきたと言っても過言ではないトヨタのプロボックス。最近ではその性能が見直され、カーショップがフィールド向けにオリジナルカスタムしたものまで発売しにわかに話題となっている。
ワーゲンのタイプ3から乗り換えたオーナーの藤井さんは「商用車をアウトドア仕様にカスタムしてみたくて」と、キャンプ好きが興じて中古で購入した。“スーツの人が乗ってるクルマ”というイメージが強いが、荷室が広いので車載スペースも十分にあり、燃費も悪くないので遠出がつき物のキャンパーにとって実はうってつけのクルマ。
「4駆にしなかったのが悔やまれる」と語るが、ルールキャリアの装着と2インチアップの足元にはオーバーフェンダー、マッドタイヤやバンパーガードなどを装備し未舗装路対応型にアップデート。
「外見とは対照的に車内はクラシカルに仕上げました」というように、運転時の気分をアゲるためのカスタムもなされている。
走りのクセがないので誰でも運転しやすい上、シンプル構造で故障にも強いプロボックス。これからますますキャンパーたちから熱い視線を集めそうだ。