飾らないノスタルジックな老舗イタリアン。
アース系カラーで統一されたテントサイトを引き立たせる、鮮やかなブルーの初代パンダ。オーナーが購入したのはパンダの聖地を称されるユーロガレージ。3か月前に納車されたばかりとあってウキウキ気分でご来場!
「以前はホンダ・フィットに乗っていたのですが今時のクルマは電子制御など色々と完璧すぎて……。一方で、この時代のパンダはシンプルな構造だから修理しやすいし、自分で整備できるのもいいですね。輸入車ならではの左ハンドルにもずっと憧れていました! ただマニュアル仕様なので最初はよくエンストしていましたけど(笑)」
とメカ好きな一面を見せるオーナーに話を伺うと、じつは静岡に本拠地を構えるヤマハ発動機の社員さん! もちろんバイクも所有しており、こちらもシンプルイズベストなSR400だ。これでよくキャンプツーリングにも赴くという。
御世辞にもパンダはアウトドアに向いているとは言えないが、バイクに比べれば積載性は段違い! 屋根もあるし、ライダー視点で見ればこれほど快適な移動手段はナシ。クルマにはイノー製のサイクルキャリアを積んでロードバイク(自転車)も嗜んでいるそうだ。
フィアット名機のFireエンジンはよく走るし、布張りのダッシュボードや昔ながらのテキスタイルシート、吊り下げ式クーラーといった時代を感じさせるインテリアもなぜか安堵感が! とにかくクルマもバイクもキャンプも、実用だけでなく趣味性を追求したチョイスなのだ。