VWのプチレア車! 溢れだすレトロ感がたまらない!
フォルクスワーゲンのタイプⅠ(ビートル)、タイプⅡ(トランスポルター:通称バス)に続いて製造されたタイプⅢは先の二台よりちょっと珍しい一台だ。こちらは “ヴァリアント”と呼ばれるワゴンタイプで、フラットフォース製のキャリアを装着して一層積載性を高めている。
シゲさんは以前までチェロキーやミニクロスオーバーに乗っていたが、旧車好きの友人と付き合ううちに自身もクラシックカーに興味を持ち始め、4年前にVW専門のシルバーレストでこのクルマを購入したそうだ。
1600㏄(後期型)の空冷エンジンを採用しており、「低音でドコドコ走る、独特の鼓動感が味わい深いです!」とニンマリ! なお、このエンジンはビートル同様にリヤに搭載されているため、フロント側がトランクになっており、キャンプ場で荷物の積み下ろしをしている時にはいつも故障して止まっていると勘違いされるとか(笑)。
夏はカヤック、冬はスノボーと外遊びにも余念がない体育会系?のシゲさんはキャンプ歴も20年以上という大ベテランで、クルマ同様にアウトドアギアも「レトロ感」を大事にしているそう。テンマクのサーカスTCやサンゾクマウンテンのランタンハンガーなどで構成されたテントサイトからもそのこだわりが如実に現れている。