梅雨も明け、夏の大型連休はキャンプをして過ごす人も多いのでは?
ここでは過去最大規模となったGO OUT JUMBOREE 2019でスナップした、オリジナリティ溢れるおしゃれキャンプサイトをご紹介!! 参考にしたい技ありサイトが満載です!
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セダンクラスの積載量でも考えられたギア構成で、余裕のあるサイト作りに。
owner:alfa_camp45さん
プレミア化著しい〈MSR〉の超人気大型シェルター、パビリオンを拠点にしつつ、2 つのテントもともに〈MSR〉で統一。一方でテー ブル & チェアセットはウッドの質感が映える〈マウンテンリサーチ〉で揃え、機能性と洒落感をミックスしながらも統一感のあるセッティングを見せてくれたご夫婦キャンパー。
そのシェルターの大きさもあり、パッと見ではグラマラスなスタイルにも見えそうだが、愛車が〈アルファロメオ〉のセダンタイプのため、そのほかのギア類はコンパクト性を重視している。
年間30回以上もキャンプに繰り出すというハードキャンパー夫妻らしく、テントやシェルターから各種小物に至るまで、ギア選びには一切の抜かりなし。機能とデザイン、ヒストリーも踏まえた玄人好みのギアセレクトは必見。
ネームバリューに捕らわれない、フラット目線のギアセレクトがセンスよし。
barmeshiさん/ozawaxさん
今や滅多に出回ることのないという、ミラノ生まれの老舗メーカー〈ベルトー ニ〉のA 型テント、カプリ200を使用。そんな高度なキャンプリテラシーを持つbarmeshiさん、そこに合わせたギア類のセレクトも秀逸だ。
まず目を引くのは、〈TheArth〉をはじめ、〈カーミットチェア〉の張り替えた座面や、サイドの切り抜きが特徴的なV字型の焚き火台など、最近アウトドア業界を盛り上げているガレージブランドもの。
そこに〈カーミットチェア〉などの王道系を混ぜつつも、〈ニトリ〉製品やホームセンター購入品といった、身近なショップで安く手に入るアイテムなども取り入れる。ブランドやネームバリューに捕らわれることなく、適材適所でいいと思われるモノを判断していく、その卓越した審美眼にご注目あれ。
不用品に新たな命を吹き込んだD.I.Y.ギアで、レトロなサイト作り。
西山昌人さん/佐竹真行さん
ほとんどのアイテムを手作りで仕上げているという西山さん。ギアのD.I.Y.は浸透してきたが、ここまで自作に徹底している人も珍しい。自宅に眠っていた端材や不要になった什器を組み合わせ、テーブルからラック、焚き火台まで作り上げている。
使用している既製品のギアはヴィンテージ品が多いので、 経年変化した素材を使った自作ギアと相性抜群だ。逆 V 字型に開く脚をいくつも作り、テーブルやキッ チン台などに使用しているため、地面からの高さが均一になってまとまっている。また、テントとタープをイエローでリンク。
そのさりげない統一感があるからこそ、多少雑多な印象を与える自作ギアと中和する。不用品に新たな価値を見出し、ギアをD.I.Y.するところからキャンプははじまっている。
こちらのテントサイトのスペックをチェック!
- Photo/ Taizo Shukuri
Text/Showgo Komatsu、Satoshi Yamamoto
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