ダムド(DAMD)とは?日本発のカスタムカーブランド
ダムド(DAMD)は、日本発のカスタムカーブランドとして、量産車をベースにしつつ、クルマの表情や個性を大きく変えるボディキットやエアロパーツを展開してきた。スポーツカーやSUVに限らず、軽自動車やコンパクトカーまで幅広く対応し、「特別な1台」を現実的な選択肢として提示している。
単なるドレスアップではなく、クルマ全体の世界観をデザインで再構築する姿勢がダムドの大きな特徴。クラシックカーや海外モデルのエッセンスを感じさせながらも、現代の交通事情や日常使用を前提に成立させている点がユニークだ。日々の足としての使いやすさと、休日を楽しむための遊び心。そのどちらも大切にしたカスタムを追求してきたブランドである。
今のライフスタイルにフィットする形に再解釈
ダムドのものづくりは、パーツ単体の主張ではなく「装着後の完成形」を強く意識している。フロントマスクの表情、ボディラインの流れ、全体のバランスまで含めて設計されており、クルマの印象そのものを塗り替える力がある。
デザインのベースにあるのは、クラシックカーやヘリテージモデルへのリスペクトだが、単なる復刻ではおわらない。現代のクルマに求められる安全性や使い勝手を損なわず、今のライフスタイルにフィットする形へと再解釈されている。日常の中で使い続けられることを前提にしながら、所有する満足感もしっかり満たす。ダムドは、そうした先入観を和らげ、「まずは楽しむ」ことを優先した提案を続けてきた。
「カスタム=敷居が高い」を変えた存在
カスタムカーの世界は、知識や経験、そしてコストのハードルが高いというイメージが根強い。ダムドは、そうした先入観を和らげ、「まずは楽しむ」ことを優先した提案を続けてきた。
比較的シンプルな構成のボディキットや、完成イメージが明確なデザインは、カスタム初心者でも取り入れやすい。純正車の良さを活かしながら印象を大きく変えられるため、「少し自分らしくしたい」という感覚に応えてくれる。アウトドアギアやファッションを選ぶ感覚に近く、クルマもライフスタイルを構成する要素のひとつとして捉え直させてくれる存在だ。
なぜ今ダムドが注目されているのか
近年、ダムドが改めて注目を集めている背景には、クルマに求める価値の変化がある。単なる移動手段やスペック重視の選択から、「どんな時間を過ごしたいか」「どんな景色に似合うか」といった感覚的な要素が重視されるようになってきた。
そうした流れの中で、ダムドのカスタムは自然とフィットする。見た目のインパクトがありながら、日常使いを前提とした現実的な設計。クルマを“使う道具”として捉えながらも、そこに遊び心や物語性を加えてくれる点が、多くの人の価値観と重なっている。
レトロ×アウトドア文脈との相性
ダムドのデザインは、どこか無骨で、道具感が強い。角の立ったフェイスやクラシックなディテールは、キャンプ場や自然の風景にもよく映える。クルマを単なる移動手段ではなく、「フィールドへ持ち出すギア」として捉えるアウトドア文脈と相性がいい理由だ。
特にジムニーや軽自動車ベースのモデルは、取り回しの良さと実用性を備えながら、しっかりとした世界観を演出できる。テントや焚き火台、ウェアと同じように、「選び方でスタイルがにじみ出る存在」としてクルマを楽しみたい人にとって、ダムドは魅力的な選択肢になる。
SNS・カーイベントでの広がり
ダムドの認知を押し上げているのが、SNSやカーイベントでの広がりだ。完成度の高いルックスは写真や動画との相性がよく、「このクルマでどこへ行くか」というストーリーを想像させやすい。
また、従来の自動車イベントだけでなく、アウトドアやライフスタイル系イベントへの出展を通じて、クルマに詳しくない層にも存在感を示している。クルマ、ファッション、アウトドアが交差する場所で語られることで、ダムドは“カスタムブランド”を超えた文脈を獲得しつつある。
ダムドのカスタムの特徴
量産車のベースを残したまま、キャラクターを再定義するのがダムド流のカスタム。エンジンや足まわりを大きくいじるのではなく、量産車の持つ扱いやすさや信頼性をベースに、見た目と世界観を大胆に変えていく。
純正車とは明確に違う表情を持ちながらも、日常で使うことを前提にしている点が、ほかのカスタムブランドとは一線を画すポイントだ。
また、特定の1車種に限定せず、ジムニーやハスラー、シエラ、タフト、N-VANといった複数の車種に横断的に展開しているのもダムドらしさ。気になる世界観を、自分のライフスタイルや用途に合ったクルマで選べるのが大きな魅力といえる。
フェイスチェンジキットという発想
ダムドを象徴するのが、「フェイスチェンジキット」という考え方。たとえばスズキ・ジムニー/ジムニーシエラでは、little D.(ディフェンダー風)や、the ROOTS(70年代SUVモチーフ)など、フロントマスクを中心にクルマの印象をガラッと変えるキットが用意されている。
純正の骨格や寸法はそのままに、ヘッドライト周りやグリル、バンパー形状を変えることで、まるで別の車種のような佇まいに仕上がるのが特徴。
「カスタム=原型を崩す」というより、「キャラクターを与える」という感覚に近く、純正車との違いが一目でわかる一方で、やりすぎ感が出にくいのもポイントだ。
純正ベースで楽しめる安心感
ダムドのカスタムは、あくまで純正車を土台にしている。エンジン性能や走行性能に大きく手を入れないため、ジムニーやハスラーといった本来の扱いやすさはそのまま。通勤や買い物、ロングドライブといった日常使いでもストレスが少ない。
さらに、ディーラーや正規販売店でコンプリートカーとして購入できる点も安心材料のひとつ。パーツを個別に揃えて取り付ける必要がなく、「完成された状態」で乗り始められるのは、カスタム初心者にとって大きなメリットだ。
他カスタムブランドとの違い
一般的なカスタムブランドが「性能向上」や「個性の強さ」を前面に出すのに対し、ダムドは世界観と使い勝手のバランスを重視している。
見た目のインパクトはありつつも、日常からアウトドアまで幅広く使える。その絶妙な落としどころが、ダムドならではといえる。
また、特定のジャンルに寄りすぎないのも特徴。オフロード専門でも、クラシック再現一辺倒でもなく、あくまで今の生活にフィットするカスタムを提案している。この距離感が、多くのユーザーに支持される理由だ。
代表的なダムドのカスタムモデル
ダムドの魅力は、具体的なモデルを見るとよりわかりやすい。
同じブランド、同じ世界観でも、ベース車両が変わることで用途や雰囲気が変化する。ここでは、特に人気の高い代表的なカスタムラインを紹介したい。
ジムニー系カスタムモデル
ダムドを語るうえで欠かせないのが、スズキ・ジムニー/ジムニーシエラをベースにしたカスタム。
little D.やlittle G.などは、純正の無骨さを活かしながら、クラシックSUVの雰囲気を色濃くまとったモデルだ。
純正ジムニーとの違いは、やはりフロントフェイスと全体の佇まい。
アウトドアフィールドに映えるのはもちろん、街中でも「ただのジムニーとは違う」と感じさせる存在感がある。複数のフェイスデザインが用意されているため、同じジムニーでもまったく異なる方向性を選べるのもおもしろい。
軽自動車・コンパクトカー向けモデル
ダムドは、ジムニーだけでなく軽自動車やコンパクトカーにも積極的に展開している。
たとえばダイハツ・ハスラーやタフト、スズキ・スペーシアギア、ホンダ・N-VANなど、日常使いしやすい車種がベースだ。
純正状態ではポップ寄りな印象のクルマも、ダムドのカスタムを施すことで、よりアウトドアギア感の強いルックスに変化する。
「大きなSUVは必要ないけど、雰囲気は欲しい」というユーザーにとって、ちょうどいい選択肢になっている。
クラシックモチーフのデザインライン
ダムドのもうひとつの柱が、クラシックカーや往年の名車をモチーフにしたデザインライン。
単なるレトロ再現ではなく、現代の車体サイズや安全基準に合わせて再構築されているのが特徴だ。
複数車種で同じモチーフを展開することで、「この世界観が好きだから、このクルマを選ぶ」という選び方ができるのもダムドならでは。
コンプリートカーとして完成された状態で手に入るため、クラシックな見た目と現代車の快適さを両立した1台を、気負わず楽しめる。
“使う時間”を豊かにするダムドの魅力
ダムドのカスタムは、見た目のインパクトだけを求める人よりも、「クルマをどう使うか」「どんな時間を過ごしたいか」を大切にする人にフィットする。派手なチューニングや走行性能の誇張ではなく、日常の延長線上にある“遊び”を豊かにするためのカスタムだからだ。
通勤や買い物、送り迎えといった普段使いを前提にしながら、週末にはフィールドへ向かう。その切り替えを無理なく受け止めてくれるのがダムドの魅力。クルマを「特別な趣味」にしすぎず、あくまで生活に寄り添う道具として楽しみたい人に向いている。
アウトドアとの相性
ダムドがアウトドア好きから支持される理由は、世界観のつくり方にある。ジムニーやハスラー、タフトといったアウトドア文脈の強い車種をベースに、無骨さやクラシック感を加えることで、キャンプギアやフィールドの雰囲気と自然に馴染むルックスに仕上げている。
ギアを積み込み、焚き火台やチェアを並べたサイトに横付けしても浮かない。むしろ“道具のひとつ”として風景に溶け込む。その感覚は、性能スペック以上にアウトドア好きにとって重要なポイントだ。写真を撮りたくなる、記憶に残る──そんな体験を後押ししてくれる。
街乗りメインでも馴染みやすいバランス
一方で、ダムドはアウトドア専用のカスタムではない。ベースはあくまで量産車で、車高や乗り心地、取り回しは純正に近い感覚を保っている。極端な改造を施さないから、街中での運転や駐車場事情にも対応しやすい。
クラシックなフェイスやスクエアなデザインは、コンクリートやアスファルトの街並みにも意外に馴染む。アウトドア感はありつつも、やりすぎない。そのバランスが、街乗りメインのユーザーにも受け入れられている理由だ。
ダムドカスタムの楽しみ方
ダムドのカスタムは「完成した見た目」を楽しむだけでおわらない。クルマを起点に、遊び方やライフスタイルが少しずつ広がっていく。その余白が、長く付き合える理由でもある。
カスタムした瞬間がゴールではなく、そこからどう使い、どう育てていくか。ダムドは、そんなプロセスごと楽しめるカスタムを提案している。
キャンプ・旅・日常での使い分け
平日は街での足として使い、週末はそのままキャンプや小旅行へ。ダムドのカスタムは、シーンごとに役割を切り替える必要がない。積み込む荷物や向かう場所が変わるだけで、同じクルマが違った表情を見せてくれる。
遠出の旅では相棒として頼もしく、日常では少し気分を上げてくれる存在。特別なイベントのためだけでなく、「いつもの移動」を少し楽しくしてくれるところに、ダムドらしさがある。
コーディネート感覚で楽しめるカスタム
ダムドのカスタムは、ファッションやギアと同じ感覚で楽しめるのも特徴だ。無骨なキャンプギアに合わせるのか、クラシック寄りのスタイルでまとめるのか。クルマがスタイルの一部になることで、全体の世界観がより明確になる。
ルーフラックやタイヤ、ステッカーなどを足していくことで、自分なりの“完成形”に近づけていくのも楽しいポイント。コーディネートを考えるようにクルマを仕上げていく──その感覚が、ダムドカスタムを単なる改造ではなく、ライフスタイルの延長として成立させている。
ダムドカスタムの注意点
ダムドのカスタムは「手が届きやすい」といわれる一方で、事前に把握しておきたい注意点もある。見た目や世界観に惹かれて選ぶからこそ、費用感や維持面まで含めて納得したうえで進めたい。
純正車をベースにしたカスタムである以上、選ぶ内容や乗り方によってコストや手間は変わる。無理のない範囲で、自分のライフスタイルに合った付き合い方を考えることが、長く楽しむコツだろう。
価格帯とカスタム費用の考え方
ダムドのカスタム費用は、選ぶキットや車種によって幅がある。フェイスチェンジを中心としたボディキット単体であれば、比較的現実的な価格帯から検討できる一方、ホイールやタイヤ、足まわりまで含めると、それなりの予算感は必要になる。
重要なのは、「どこまでを完成形と考えるか」。最初は最低限のカスタムに留め、使いながら少しずつ手を加えていくという選択肢もある。コンプリートカーは世界観が整っている分、初期費用は高めだが、後から迷わず乗り始められる安心感がある。
見た目の満足度と予算のバランスをどう取るかを、ファッションやキャンプギアを選ぶ感覚に近い視点で考えると、後悔の少ない選択につながる。
車検・保険・メンテナンス面
ダムドのカスタムは、基本的に保安基準を意識した設計がなされている。ただし、装着するパーツや組み合わせによっては、車検時に確認が必要なケースもあるため、事前に販売店や施工店へ相談しておくのが安心だ。
保険についても、カスタム内容はきちんと申告しておきたいポイント。エアロパーツやホイールなど、後付け部分が補償対象になるかどうかは、契約内容によって異なる。万が一に備えて、カスタム車としての扱いを確認しておくと不安がない。
日常のメンテナンス自体は、ベースが量産車であるため特別難しいものではない。むしろ「純正に近い感覚で扱える」ことがダムドの強み。定期点検や洗車をこまめに行いながら、道具として丁寧に付き合っていくことで、カスタムの魅力を長く楽しめる。
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