マンションから家具まで、ヴィンテージにこだわった趣のある暮らし。
都内でも人気スポットである東京都の目黒区。裏通りにはバブル期やそれ以前のレトロなマンションが今も多く残されている。関谷さんの自宅は、1983年に建築されたヴィンテージマンションで、その部屋にも多種多様なヴィンテージ品で埋め尽くされている。
使い込まれたレザーが味わい深い1960年代のソファ、そしてチェストやチェアは全てウッドの色調をセレクト。もちろん、キャビネットも古めかしい木製で、ガラスのショーケースには食器や眼鏡など使用頻度の高いものを収納。
キッチンでは、調味料や乾物の入れ物に1960年代以前のドリンクの木箱を用いている徹底ぶりだ。なにより、壁に掛けられたバッファローと鹿の剥製がインパクト大!
「古着が好きで、ファッションを入口にヴィンテージを掘り下げ、自然と家具まで興味を持つようになりました。古いマンションですが、当時の重厚な造りと一人暮しに最適なサイズ感が気に入っています」。
Photo/Takashi Shinjo Report&Text/Tamaki Itakura Edit/Yasuo Sato
SPEC
- エリア:東京都目黒区
- 間取り:1DK
- 住宅形態:賃貸マンション
- 居住年数:6年
- 築年数:35年