赴きのあるレトロギアと安眠を約束するルーフテントのコンビ。
『近年はヴィンテージショップでギアやグッズを探している』という通り、使い込むことで風合いの出たアイテムを数多く使用。
リビングとして使用しているノルディスクのウトガルド13.2内は、カーミットチェアを模した自作の椅子や新保製作所のロマンチカル薪ストーブ、ティリーのバーナー、アベルカのスモーカー、キャベツ箱などを再利用したテーブル、軍モノの飯ごうやアーモボックスを散りばめて、雑貨屋さながらの小洒落た雰囲気を醸し出している。
この巧みなヴィンテージ使いのほかに、彼らの“寝床”にも注目したい。なんとジープの上にルーフテントを設けて就寝スペースとしているのだ。こちらは約60年の歴史を持つオートホームのマジョリーナというブランドのもの。「地面から高さがあって底冷えしないため、寒がりの私でも快適です」。
Photo/Chie Kushibiki Text/Yasufumi Kurayama(RIDE MEDIA&DESIGN) Edit/Yasuo Sato
SPEC
- テント:ノルディスク/ウトガルド13.2、オートホーム/マジョリーナ
- チェア:ダルトン/ウッデンビーチチェア、自作
- テーブル:ヴィンテージ、自作
- ランタン:コールマン/200A、ヴィンテージ(イギリス製)
- クーラーボックス:イエティ
- バーナー:ティリー/トロージャン
- ストーブ:新保製作所