GO OUT JAMBOREE 2017

富士山の麓、ふもとっぱらキャンプ場にて行われる国内最大級のキャンプイベントとして回を増すごとに盛り上がりを見せる「GO OUT JAMBOREE」。2017年は10周年を迎えた本誌とともにパワーアップし、キャンプサイトエリアを3会場に拡張して十人十色のキャンプスタイルに対応。もちろん、アーティストによるライブや参加型コンテンツなど様々なコンテンツが用意され、史上最高の観客動員を達成した。

廣瀬 亮と仲間たち -GO OUT JAMBOREE 2017-

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星空の元でムービーを楽しむ、非日常間のある風景。

5人各々が持ち込んだギアをひとつに集約したもので構成されたこちらのサイト。複数人が集まればそのテイストはバラバラになってしまいそうだが、ウッドギアを軸にすることで統一感を持たせているのはお見事。

そんな木製アイテムの多くが自作品で、テーブルや収納ボックスといった基本的なものはもちろん、スノーピークのシェルフコンテナをサンプリングした収納や脚にペグを使用したコーヒードリッパーなど、使い勝手とデザイン性を兼ね備えたユニークなものも見受けられる。中でも気になるのが『CAMPMOVIE』という文字がくり抜かれたウッドサイン。

「これはキャンプに出かけたら毎回やっている上映会の名前を冠したもので、日中に撮りためた写真や動画をプロジェクターでタープに移して楽しんでいるんです」と廣瀬さん。ノルディスクの大きなタープだからこそ実現できる楽しみ方だ。アナログとデジタルを融合したハイブリットなテントサイトの好例だと言えるだろう。

Photo/Chie Kushibiki  Text/Yasufumi Kurayama(RIDE MEDIA&DESIGN) Edit/Yasuo Sato

SPEC
  • テント:MSR/ハバハバ、エリクサー2、ヘイムプラネット/ザ ウェッジ、スノーピーク/アメニティドーム S
  • タープ:ノルディスク/カーリ12
  • チェア:カーミットチェア
  • テーブル:自作
  • ランタン:デイツ、コールマン、カンブリアンランタン
  • 焚き火台:スノーピーク
  • バーナー:コールマン
  • シェルフ:スノーピーク/シェルフコンテナ、自作
  • ジャグ:イグルー/ヴィンテージ
  • スタンド:アイアンクラフト/ITADAKI
  • ストーブ:フジカハイペット
Yasuo Sato
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