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THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
ドームテントの先駆者であるザ・ノース・フェイスは新作テントが豊作の模様! 中でもテント同士でドッキングできるという新たなテントシリーズは非常に気になります!(ザ・ノース・フェイス www.goldwin.co.jp/tnf/)
なんでも新シリーズ「Eva」は、サイズの異なる3つのテントを連結することで、独立したリビングや寝室を備えた1つの大きな居住空間を作ることができるという斬新作!
ラインナップは、ハブとなる6人用テントとしても使えるシェルター(¥66000)、4人用テント(¥31900)、2人用テント(¥20900)の3型で、それぞれ単体でも使用可能となっている。(※写真は3型が連結した様子)
例えばこれなら、普段はデュオキャンプがメインという人も、仲間と同シリーズで買い揃えれば、現地で連結させ即席の基地を作り上げることだってできるわけだ。家族やグループでのキャンプを楽しむ方は要チェック! 3月末発売予定とのこと。
ogawa(オガワ)
国産アウトドアブランドの雄オガワからは、人気の大型テント「アポロン」に今シーズン、T/Cバージョンがインラインに加わった!(ogawa https://www.campal.co.jp/)
アポロンは、アーチ型のフレームに縦3本のリッジポールを加えることで、自立するとともに強度もアップさせた、トンネル型テントの進化系。フライにTC素材を使用することで、見た目のナチュラル感がアップしているだけでなく、結露を気にせず使えて、火の粉にも強い。
さらに、雨の当たるルーフフライには水に強いポリエステルが採用され、屋根からの浸水などのリスクをカット。パーツごとに素材を使い分けることで、雨に弱いというTC素材の弱点をカバーしているのもポイントだ。
吊り下げ式インナーテントは別売りで5人用、2人用が用意されていて、インナーテントなしであればシェルターとしても活躍する。「Apollon TC」¥162800
mont-bell(モンベル)
キャンプ向けのアイテムが充実してきているモンベルのギアもスルー厳禁! 今年も豊作となっているが、最も注目したいのは、モンベル初の2ルームテント「ムーンライト キャビン 4」だ。(モンベル https://www.montbell.jp/)
昨年、大幅リニューアルを果たしたモンベルのムーンライトシリーズに、今年、新たにファミリー向けのサイズの2ルームテントが登場予定!
キャノピーポールを使ってリビングを拡張できるほか、ユニークなのは「ムーンライト テント 4」とドッキングができるところ。2家族でテントを接続して使ったり、ベースキャンプとして使ったりできる。生地には難燃加工が施されていて、焚き火の火の粉が当たっても燃え広がる心配が少ない。「ムーンライト キャビン 4」¥97900
CHUMS(チャムス)
テントやキッチンギアなど、すごい勢いでギア拡充中のチャムスだが、今回はヴィンテージアイテムとして人気となっているミリタリーギアをチャムスらしい解釈で生まれ変わらせた2アイテムに注目だ!(チャムス https://www.chums.jp/)
チャムスの「キャンバスチェア」は、シートにコットンキャンバス、フレームに軽量なアルミを使用したローバーチェア風のキャンプチェア。英国軍の車載装備にルーツをもち、無骨なイメージが強いローバーチェアも、チャムスが作るとフレームにレッドカラーを取り入れるなど、ポップなチェアに。発売は3月中旬の予定。「Canvas Chair」¥9680
キャンプのギア収納としても人気のアルミコンテナボックス。軍ものも人気となっているアルミコンテナだが、チャムスの「ストレージボックス」は、各所のレッドパーツと大きなチャムスロゴで印象ががらりとかわる。容量は30L。素材はアルミで一部ステンレスも使われている。発売は3月中旬の予定。「CHUMS Storage Box」¥12980
LOGOS(ロゴス)
ユニークなアイデアを詰め込んだアイテムが揃うロゴスでは、調理器具に注目したい。特に火鉢をモチーフにした一人用のミニカマド「カマドCHA!」は、ルックス・機能ともに秀逸!(ロゴス https://www.logos.ne.jp/)
「カマドCHA!」は、一つの炭を育てながら、卓上でしっぽりとお茶やお燗を楽しむのにピッタリなアイテム。セットで使いたい和テイストのアイテムが揃っていて、コーディネートできるのも嬉しいポイントだ。
藤ツル風ハンドルがシブいアルミ製やかん「LOGOS the YAKAN 1.3L」、一合炊きのソロ用羽釜「ひとり羽釜土鍋」、割れない素材を使った「携帯・アウトドア熱燗セット」など、用途に合わせて選ぶことができる。「カマドCHA!」¥5390
SOTO(ソト)
ソロキャンプ向けの小型ギアが揃うSOTOのニューアイテムのなかでも、春発売の小型のキャンドル風ガスランタン「ひのと」はすでにキャンパーの間で話題となっている注目作だ。近頃人気のソロキャンプやツーリングキャンプにうってつけの一品となっている!(SOTO http://www.shinfuji.co.jp/soto/)
優しい灯りと炎の揺らぎでキャンプサイトの雰囲気をグッと良くしてくれるキャンドル風ランタン。SOTOの「ひのと」は、専用の充てん式タンクとOD缶のどちらにも取り付けできる2WAY仕様になっていて、充てん式タンクを装着すると直径わずか38mmのシュッとした円柱形になるコンパクト設計なので、ソロキャンプの小さいテーブルでも使いやすい。発売は2021年3月2日の予定となっている。「Hinoto」¥6930
NEMO(ニーモ)
山岳テントやバックパッキングテントで定評のあるニーモ。2021年の新作では、人気テントのアップデートモデルが目白押し! 中でも輝きを放っていたのが、バイクパッカーでもあるニーモのテントデザイナーが、ULバックパッキング用テントをベースに開発したバイクキャンピング用テント。自転車キャンプが人気となっているいま注目したい。(ニーモ www.iwatani-primus.co.jp/)
「ドラゴンフライ バイクパック 2P」は自転車キャンプに特化した機能が満載で、特にユニークなのはテントの収納袋。防水ロールトップ式スタッフサックとコンパクトなポールセットを組み合わせることで、自転車のハンドルバーやフロントフォークなど好みの場所にテントを固定することができる。
また、前室にはメットやシューズなどのギアを雨や泥から守りながら整理することができるバスタブ型の「ランディングゾーン」が備えられている。自然に溶け込むダークカラーで反射材を使用しないステルスキャンピング仕様も男心をくすぐる。「DRAGONFLY BIKEPACK 2P」¥61600
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)
次々とヒットを飛ばすテンマクデザインからは、ジェイコブ ロガビーンとコラボした変幻自在な新型シェルターが登場し、早くも大人気となっているよう。コットで8人が就寝できる広さの2ポールシェルターで宴会幕としても注目だ。(テンマクデザイン www.tent-mark.com/)
特徴は、フルクローズ状態からの開放具合が自由自在なところ。両サイドがオープンできるのはもちろん、シェルターの前半分を丸ごと張り出すことも可能で、その際に側面部分で大きな日陰&雨よけをつくることもできる。
ペグを通すループが着脱可能で、その位置を変更することにより裾の高さを調節し、風を通したい夏場にも、通したくない冬場にも対応できるなど、気の利いたギミックも備えている。こちらはすでに発売中となっている。「BLACK SUMMIT GG8」¥54780
気になる新作は、こまめなチェックがおすすめ!
編集部の注目品ということで、今回紹介した新作はほんの一部だが、2021年はテントから小物まで各ブランド新作が豊作! ただ、コロナの影響でキャンプがブームになる一方で、海外生産拠点のキャパシティーが供給に追い付かない状況も聞こえてきているので、気になるアイテムは、随時ブランド公式サイトをチェックしたい!
Text/Shinya Miura、GO OUT編集部