【ALEX飯店 DIY編】トライアンドエラーを楽しもう！ レンジでできるドライフラワーボトル。

GO OUT本誌で連載中の大好評コラム「ALEX飯店」。ALEXことAlexanderLeeChang（アレキサンダーリーチャン）が紹介する、オリジナルのヴィーガン料理は毎回食欲をそそるものばかり。そんなALEX飯店から、今回は料理のレシピではなく「電子レンジで作るドライフラワー」をご紹介！

電子レンジで作れる？ ドライフラワーボトル。

こんにちは、ALEX飯店店主です。ドライフラワーって電子レンジで簡単に作れるの知ってますか？できるんですよ。しかし、どの植物がドライフラワーになりやすいのか？ わからないですよね？ 僕もわかりません。

DIYって、やってみて失敗したら嫌だなあ、そんな風に思ったことないですか？ 誰でもあると思います。でもね、やってみないと失敗するか成功するかわからないでしょう？

だったら、まずやってみましょうよ。そうすれば、必ず、なにかしらの結果が生まれる。それが失敗だったとしても、なぜ失敗したのか？ それを見つけることができたら、ある意味、どうすれば、成功するのか？ 失敗するのか？ それが解ったという、成功経験になると思うんですよね。

なので、まず、やってみて、経験して、それを繰り返し、たくさんの経験をすることで、完成度の高い作品が作れると思います。

ですので、今回は、素人のドライフラワー男の制作風景（成功、失敗、さらにこうしたらもっと良くなるかも？）のコラムにしたいと思います。成功例だけのレシピ、ハウツー本は多々あるけど、成功も失敗も書いてあるコラムもいいかなあって。

【ドライフラワーボトルの材料】

・ドライにしたい花たち、果物たち、植物たち（できるだけたくさんの種類がいい）
・シリカゲル　今回は2kg　（粒が細かいもの、大き物と2種類あった方がいいと今回思いました）
・耐熱（レンジ対応）容器（ドライにするものが入るくらい深いものがいい）
・ドライにしたものを入れる瓶（できるだけ口が大きいものがいいと今回思いました）
・リボン

【ドライフラワーボトルの作り方】

シリカゲルと電子レンジを使って作るドライフラワーです。

ドライフラワー作りの素人の挑戦として、まずは、花を付け根でカットし、耐熱容器にシリカゲルを敷き、その上に乾かしたい花、その上にシリカゲルをかけて電子レンジで温めるという作業内容です。

どのくらいシリカゲルを入れればいいのか？ 花の向きはどうなのか？ 電子レンジでどのくらい温めればいいのか？ 水分を吸いすぎたシリカゲルはどうしたらいいか？ わかりません。やってみたら何か解るかも。いろいろ、やってみよう。

まずは、花をカットして容器に置いてシリカゲルを敷き、レンジでチン。結果、全然乾きませんね。さらにレンジでチン。シリカゲルがかかっていない部分が焦げました。はい失敗です。更に、花がシリカゲルの重みで潰れました。

再挑戦。容器に下向きに花を置き、シリカゲルで埋め尽くします。レンジでチン。お！ 成功！ これだこれだ！ でもシリカゲルがくっつきまくっていて、全然とれない、どうしたもんか？

では果物ではどうかな？　５ミリくらいの厚さに切って、シリカゲルを敷き、レンジでチン。さあ、どうでしょう？　水分で塊みたいになってどうしようもなくなりました。失敗。めげず、再挑戦。

今度はシリカゲルがつかないようにキッチンペーパーで挟んでみて再挑戦。今度は紙がくっついて失敗。果物は僕の手にはまだ余るので今回は断念しました。ごめんなさい。

しかし、キッチンペーパー作戦はなかなか良さそうなので、容器にシリカゲル、キッチンペーパー、逆さにした花びら、そこにシリカゲル。これで挑戦。電子レンジで温める時間も、ものによって時間は違いますが、弱いワット数で短い時間温める。その都度、こまめにチェックしながら、確認する。

さあ、どうだ？ 大成功!!

これだこれだ！

このやり方を最初から気づいてできれば良かったんですが、たくさん失敗して、そこからなんとなく失敗した理由が解った。これはこれでよしだな！　

次に、出来上がったドライフラワーたちをピンセットや、菜箸を使って瓶の中に優しく詰めていき、首にリボンをかけたら出来上がりです！

■ALEX飯店Instagram　@alex_hanten.official