プランドバリューに捉われない、誰もが参考になるサイト演出術。
憧れブランドや定番メーカーなど、「キャンプをするならここのギア」と、ブランドありきでアイテムを探してしまうのは誰もが通る道だ。
しかし、最近はアウトドアブランド以外からでも使えるモノを探す人を多く見掛ける。こーたさんのサイトも、雑貨屋で見つけたラックをキッチン台に流用したり、ガーデニング用のイスを使ったりと、固定概念に囚われず自分の目指す快適なサイトを作り上げていた。
また、定番となりつつある D.I.Y. を駆使し、小物だけでなくキャンピングカーの内装までチェンジ。名作を使う瞬間もいいが、自身が楽しめることがキャンプでは何よりも大事。お金をかけずとも快適な空間を作り上げたこのサイトには、誰もが参考になるアイデアが詰まっていた。
サイト正面に置かれたキャンピングトレーラーはアビーのイオナ。けん引免許が不要のコンパクトタイプながら、カセット式トイレ、シャワールームが付くぜいたくな造り。外装は白だっ たものを自らオールペイントしたそう。
Photo / Taizo Shukuri
Text / GO OUT
SPEC
- テント:キャバノン/ミニスペース
- タープ:ビジョンピークス/スクエアタープ
- テーブル:自作、ヴィンテージ
- チェア:ニトリ/ウッドチェア、タカショー/ガーデンソファ
- クーラーボックス:コールマン/スチールベルトクーラー、レトロスチールクーラー28QT
- ジャグ:ミンテージ