愛すべき“ムダ”と暮らす、遊び心溢れるブルックリン流の部屋づくり。
スマートすぎるのもつまらないし、狙いすぎても無粋。「夫婦でニューヨークカルチャーが好きなんです。なんというか、がんばりすぎてない感じ」。堀さん夫妻が部屋づくりの参考にしたのは、新婚旅行で訪れたブルックリンの街並みだ。「あの街って落書きが堂々と放置されていたり、街中にいきなりオブジェが現れたり、いい意味で雑だったり、ムダが多いんです」。
エントランスからリビングに通じる壁には黒板塗装を施して、ストリートアートを思わせる落書きに満たされている。さらに、ワイヤーラックを取り付け、サングラスのコレクションやアクセサリーを“見せる収納”として利用するなど遊び心が満載！ クローゼットの奥には隠し部屋のようなワーキングスペースを設け、テクニクスのターンテーブルやフィギュアなどをレイアウト。まるで少年時代に映画の中で見た秘密基地を彷彿とさせる。ちょっとした“ムダ”がお部屋のあちこちに散りばめられ、日常にアクセントをプラスしているのだ。
Photo／Daisuke Kitou Text／Kyoko Oya Edit／Yasuo Sato
SPEC
- エリア：愛知県名古屋市
- 住宅形態：マンション（分譲）
- 間取り：1LDK+隠し部屋
- 築年数：15年
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