セルフリノベで大改築! D.I.Y.を駆使して収納をピンポイントで自作。
昔ながらの日本家屋だった築69年の祖父母の一軒家を譲り受けたのが4年前。高木さんは、耐久性など問題のない柱はすべて撤去し、部屋同士が区切られないようにセルフリノベーションを決行。リビングの床板の張り替えを自ら行い、風呂場の柱やブロック塀を活用したキッチンにはL字アングルで棚を設け、カウンターの下にも食器棚を製作。さらに、ウッドデッキで存在感を放つロケットストーブも、バーベキューグリルをカスタムしたものだ。
「思い立ったら実際に形にしてみます」と、まずは作業をしてみて完成した状態を眺め、必要ならば微調整するというスタイルだ。リビングから続く子ども部屋の収納やシューズラックは、りんご箱を重ねたシンプルな構造で、材料に特別なものを使っていないのも高木流D.I.Y.の特徴といえる。高木さん曰く、「D.I.Y.は材料より道具にこだわった方が絶対にいい。スムーズに作業が進むし、できることが増えるから、おのずとアイデアの幅も広がってくる。何より作っていて気分がいいんです!」。
Photo/Shahoojin Text/ Mihoko Odamaki Edit/Yasuo Sato
SPEC
- エリア:岐阜県各務原市
- 住宅形態:一戸建て(持ち家)
- 間取り:3LDK
- 築年数:69年
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