ギアを詰め込んだ部屋、土間にはスノーボードの板が置かれ、冬は薪ストーブを囲む。一歩外に出るとクルマいじりができるガレージのほか、愛犬のドッグランにもなる庭が広がる。まさに「好き」なもので満たされた暮らしを謳歌する、蜂谷さん。
アウトドアを趣味に持つ誰もが、今すぐ手に入れたいと思う理想的な空間だが、本来ならもう少し後に戸建てを購入する予定だったとか。どんなきっかけでこの暮らしがスタートしたのか。今回は「ワンダーデバイス ファントム」で趣味に囲まれた暮らしを満喫する、夫婦の家を訪ねました。
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オーナーDATA
蜂谷 典生さん(26歳/会社員)・麗さん(会社員)・テテ(チワギー)
エリア:宮城県大和町
住居タイプ:ワンダーデバイス ファントム 8スパン
居住年数:約2年
家族構成:2人+1匹
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趣味人の理想空間は、偶然の産物⁈
―家に入るとすぐ「アウトドアが趣味」だと伝わる空間!まさに趣味人の理想って感じです。
結婚後、いつかは戸建てを建てることを夫婦で計画していました。具体的にどこの家を買うといった話までは進んでいませんでしたが、僕の理想では趣味のクルマいじりが楽しめる、ガレージのような家。ログハウスも好きですが、そこがマストとは考えていなかったんです。それに、こんなに早く家を建てるとも思っていなくて……。
ーそれではどうして戸建てを建てることに?
コロナの自粛期間前までは、都心に出て飲みに行く休日の方が多かったんです。玄関にあるスニーカーは趣味で集めたものですが、前はもっと多かったくらい! 出掛ける機会も少なくなって、賃貸の狭い空間に限界を感じたんですよね。
逆に、それまでキャンプは月に1回行くか行かないかでしたが、オープンエアーな空間に出る機会が増えて外遊びがさらに面白くなってきて。どんどんギアが増えて、あっという間に家が手狭に。それで夫婦揃って「戸建てを買おう!」という流れになりました。
具体的な暮らしを思い描くことができたのは、BESSだけだった。
ーなるほど!BESSはまさにぴったりだったんですね!
それが、実は初めからBESSで購入する予定ではなくて。もちろん候補に上がっていたのですが、奥さん的に重視していたのは、ランニングコスト面。でも、住宅メーカーに相談して、家の間取り図や3Dの完成図を見せてもらっても、どうしても生活のイメージがわかなくて。
前の自宅からすぐ近くにBESSの展示場があったので、よく遊びにいっていたんです。展示会場はしっかりインテリアが作り込まれていたので「ここでこんな暮らしが」と、想像できた。それもあって、最終的にボクが奥さんに「やっぱりBESSしか生活イメージが湧かない」とお願いしました。
「ワンダーデバイス ファントム」が変えた、趣味を楽しむ暮らし。
ーこの「ワンダーデバイス ファントム」も、悩んで決めたのでしょうか?
ガレージっぽさは譲れなかったので、この土地にジャストサイズだった「ワンダーデバイス ファントム」の8スパンしかないって、決断は早かったです。土地探しは苦戦しましたが、実は運命的な出会いがあって。クルマを2台収納できる広さは絶対条件で、だいたいのエリアと坪数は決めていたのですが、なかなか見つからず。ある日不動産屋で相談していたら、偶然隣に来たおじいさんが、まさにボクらの理想的な土地を売るところで(笑)! 担当の人がすぐ繋いでくれて、そこからはトントン拍子。
ー土地に合わせて決めたんですね!実際の住み心地はどうでしょう。
一番いいと思うのはやっぱり土間。家が広くなってギア熱が加速したんですが(笑)、土間でキャンプ道具のメンテ作業もできるし、賃貸住まいから比べるとキャンプへ行く頻度は倍以上になりました。冬はスノーボードに行きますが、土間なら雪を背負った板も置きっぱなしでOK。ゲレンデまで30分程度の距離に引っ越したこともあって、仕事終わりにサクッとナイターへ、なんてできるようになったのは、この家に住み始めてから。
手に入ったのは、家だけにあらず。
ー趣味が加速しましたね!奥さま目線ではどうでしょうか。
キッチンから玄関まで、壁のない広い空間が気に入っています。もちろんキッチンはワタシのテリトリーで、広くなってから料理が楽しくなりました。よく友人を招くのですが「誰でもウェルカム!」な雰囲気があるみたいで、みんな口を揃えて「室内に入りやすい」と喜んでくれます。
それ以外にも、テテと家族になれたのもこの家に引っ越したから。犬を飼うのはもう少し先になると思っていましたが、運命の出会いをしてしまって。今では毎日「早く家に帰りたい」と思うようになり、これまで以上に家が好きになりました。
ー欲しいものはすべて手に入ったと言っても過言ではない⁈
そうなんです。よく家を買ったらキャンプへ行く機会が減ると聞きますが、ボクたちはそんなことなくて。キャンプもスノボも前より楽しめてるし、ずっとやりたかったD.I.Y.もクルマいじりも自宅でできる。気兼ねなく友人を招いたりテテと庭で遊ぶのも楽しみ。家の時間を思う存分楽しむことも、外遊びの時間もより満喫できるようになった。唯一変わったのは、薪ストーブがあるからキャンプで焚き火をする機会が減ったことですかね(笑)。
暮らしの逸品。
①ドリームビアのビールサーバー
「コストコでレンタルした、持ち運びできるビールサーバーです。中に炭酸のカプセルとビールの素の液体を入れると、自宅でクラフトビールが楽しめます。友人が家に来た時に振る舞ったり、グルキャンで何かお祝いする時に持ち出したりしますね」。
②森田アルミ工業のピッド4M
「室内の壁に設置する物干しワイヤーですが、使わない時は壁の白いボックスにスマートに収納できる! 生活感が出てしまう物干しですが、これなら友人が来た時の片付けに困りません。10kgまで掛けられるので、シュラフを干したり雨の日に室内でテントを乾燥できるのも便利です」。
Photo & Movie/Dai Yamamoto
ワンダーデバイスは、BESSの「家は道具」という考え方をつきつめ、家をただの四角い箱ではなく、暮らしを楽しむための「装置」として開発された人気シリーズ。フェイス(外観)、サイズ、インナースタイル(Woodyスタイル、土間スタイル)を選び、自分らしいデバイスを加えて住む人の個性、ライフスタイルに応じた自分仕様にカスタマイズ。遊びごころで組み立てる家なのだ。
(問)BESS tel:03-3462-7000 www.bess.jp FB:BESSの家 Instagram:@bess_slowlife