パーヴェイヤーズのクラフトビールブランドが蔵元とコラボした至高のビール誕生。

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アウトドアフィールドからも近い群馬県・桐生市の元鉄工所を改装した旅にまつわるコンセプトショップ Purveyors(パーヴェイヤーズ)。3階建ての開放感ある吹き抜けの店内では、1FにブルワリーFARCRY BREWING(ファークライ ブルーイング)を併設して、桐生発のビールの醸造も行なっている。

そんなファークライ ブルーイングから日本各地の蔵元から集めた麹などを材料にして挑戦的なビールが誕生した。

FARCRY BREWING「COZY ALE VOL.2」¥900

ファークライ ブルーイングは、麹を使ったビール醸造の第一人者、阿久澤健志氏をヘッドブルワーにクラフトビールを醸造。水が豊かな桐生という土地で、米麹を使って醸すなど日本の伝統文化に根差した発酵技術を駆使して、アバンギャルドな製法でビールを展開している。

そんなファークライ ブルーイングと、日本各地のユニークな発酵食品・食材やお酒などがそろう下北沢の「発酵デパートメント」オーナーで発酵デザイナーの小倉ヒラク氏とコラボレーション。国内の名だたる酒蔵・味噌蔵・醤油蔵などの国内の名だたる蔵元から材料を募ってビール醸造を行うという、今までに類を見ない方法で挑戦的なビールが完成した。

出来上がった「COZY ALE VOL.2(コージーエール2)」は、「麹=Koji」と「cozy=心地の良い・親しみやすい」という意味を併せ持ったビール。2021年3月の第1弾に続く第2弾で、今回は小倉ヒラク氏が6つの蔵元から、黄麹、白麹、焼酎白麹、コオロギ醤油、タナ、マスカット・ベリーAを集めた。

これらの材料から出来上がったコージーエール2は、ほんのりピンク色で、ブドウや野生酵母の香り。飲み口はドライながらも複雑な味わいが楽しめるという。個性豊かな蔵元の材料が見事に調和し、秋らしい実りを感じるユニークなビールに仕上がっている。

コージーエール2は、2021年10月30日・31日に下北沢のBONUSTRUCK(ボーナストラック)で開催される「OKTOBER FEST(オクトーバーフェスト) にて販売開始。製造元のファークライ ブルーイング、小倉氏がオーナーを務める下北沢の発酵デパートメントでも販売を行う。

【SPEC】
ABV: 8% / IBU: 25
原材料名: 麦芽(ドイツ産)、白麹(国産米)
容量: 330ml(瓶)
使用麦芽: Pilsner, Munich, Crystal Maple, Aroma, Spitz, Sour, Wheat Malt
使用ホップ:GR Polaris, GR Callista, FR Strisselspalt


(問)FARCRY BREWING tel:0277-32-3446 farcrybrewing.jp/

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Shinya Miura
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