ギアホリックたちの、フェイバリットギア。#1(OLD MOUNTAIN CEO 辻ノ内 実さん)

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キャンプ道具を揃えていくと、誰しもが「コレは!」と思うアイテムに出会うものです。それは、1点モノだったり稀少なヴィンテージ品だったり、または海外限定のギアだったりするかもしれません。

人とはそうそうカブらない、言うならば、ジブンにとっての“ご自慢の逸品”ですね。今号では、日頃からギア選び に余念のない各業界の面々を呼び集め、独自の目線で見出した秘蔵っ子を教えてもらいました。

今回はOLD MOUNTAIN CEO / クリエイティブディレクター 辻ノ内 実さんのフェイバリットギアを拝見!

OLD MOUNTAIN CEO / クリエイティブディレクター 辻ノ内 実さん
建築関連の会社を経営しながらも、趣味が高じ、アウトドアブランド〈オールドマウンテン〉を設立。さらに近年では物作りだけでは飽き足らず、同ブランドの世界観を凝縮したグランピング施設もオープンさせたアウトドアフリーク。
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旧さの中にも新しさを取り入れたオールドマウンテンスタイル。

大人気ガレージブランド、〈オールドマウンテン〉を手掛ける辻ノ内さん。言わずもがなのキャンプマスターというだけあり、その時々のシチュエーションに合わせてさまざまなスタイルを使い分けつつも、やはりもっともこだわりが強いのは、自身ブランド名からも察せられるオールドスタイル。

100年の時を越えても使い続けられるデザイン性と機能性を備えたヴィンテージギアには、眺めているだけで杯が進むというほど心奪われている。そこに差し込まれる現代のアイテムも、同様の雰囲気を持ったモノばかり。そんな嗜好品の数々に囲まれながら、音楽を聴き、ランタンの手入れをし、地の食材に舌鼓を打つ。そのゆったりとした時間こそ、キャンプの醍醐味だと感じているそう。

辻ノ内 実のフェイバリットギアたち

キャビネッタのキャンペーンベッド

1900年から1920年の間に作られたウッドフレーム×コットンファブリックのフォールディングコット。X 状の脚をアコーディオンのように折り畳めばコンパクトに収納できるだけでなく、キャビネットとしても使用可能。また張り地の留め具がスプリングになっているため、寝心地も極上。アンティークな佇まいに実用性も備わった、まさに自慢の逸品。

ヴィンテージのホットサンドメーカー

四国のイベントに出店した際に、同じく出店していたアンティークショップで発見。リアルに使い込まれた経年変化の表情に惹かれ即購入。両面ともに厚みがある底深形状のため、ステーキやハンバーグなどの調理も可能。

サーマスターのウォータージャグ

クロームメタルとキャメルカラークロコダイルスキンのコンビネーションに、アウトドアギアとは思えぬ上質感を感じるウォータージャグ。クロコダイルの型押しレザーの輸入難度が高いため、国内の弾数は極僅かという稀少品。

オールドマウンテンの真空管オーディオ

辻ノ内さん発案の企画・設計に、〈アシモクラフト〉と〈ネルデザインワークス〉が参画。真空管アンプと無垢材スピーカーを組み合わせた、12V 仕様のオーディオシステム。“オーディオ界のフェラーリ”の名が冠された音像に。

J.C.ヒギンズのクーラーボックス

友人にその存在を教えてもらい、それから2~3年探し続け、ようやく見つけて手に入れたという執念のひと品。表面にキャメルカラーのクロコダイルスキンが施された、エレガントな立ち姿はため息もの。1900年代のモノと推測。

CAMP GEAR BOOK vol.8では、他にもギアホリックたちの、フェイバリットギアをたっぷり紹介!

ただいま絶賛発売中の別冊GO OUT「CAMP GEAR BOOK vol.8」では、辻ノ内さんをはじめとしたギアホリックたち32人のフェイバリットギアを、たっぷりご紹介。いつか究極の“ご自慢”と出会うべく、まずはこの選りすぐりのギアをチェックして審美眼を磨くべし。

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GO OUT編集部
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