ギアホリックたちの、フェイバリットギア。#2(TRAILHEADS / HINOKO TOKYO 代表 山口陽平さん)

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キャンプ道具を揃えていくと、誰しもが「コレは!」と思うアイテムに出会うものです。それは、1点モノだったり稀少なヴィンテージ品だったり、または海外限定のギアだったりするかもしれません。

人とはそうそうカブらない、言うならば、ジブンにとっての“ご自慢の逸品”ですね。今号では、日頃からギア選び に余念のない各業界の面々を呼び集め、独自の目線で見出した秘蔵っ子を教えてもらいました。

#2では、TRAILHEADS / HINOKO TOKYO 代表 山口陽平さんのフェイバリットギアを拝見!

#1 OLD MOUNTAIN CEO 辻ノ内 実さんの記事はコチラから

TRAILHEADS / HINOKO TOKYO 代表 山口陽平さん
空間デザインの事業を営みながら、東京檜原村にある『ヒノコ トウキョウ』を運営する。キャンプ場ではサウナ小屋やオリジナルプロダクトも開発している。冬は雪山へ、春から秋にかけてはフライフィッシング&自転車の日々。
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最近はキャンプ+アクティビティ。ギアはコンパクトさと軽量性を重視。

山口さんのキャンプ歴は、なんと20年以上にも及ぶ。その中で家族構成や自身の趣味趣向が変化していき、最近はキャンプのみを楽しむことが少なくなってきたそう。

「キャンプに加えて、フィッシングやバイクパッキングなどアクティビティを組み合わせることが多いです」と山口さん。だから、なるべく荷物は少なく、設営時間も最小限にして、近くのフィールドでいかに多くの時間を過ごせるかという点に精を出す。最近は調理もドライフードにひと手間加えるだけの楽チンメニュー。そして撤収の目標時間はなんと10分!

本格的なULとまではいかないけれど、ギアにはコンパクトさと軽量さを求めている様子。一方で、知人が作ったものや、ヴィンテージ品を混ぜながら使うこともあるバランス型だ。

山口陽平のフェイバリットギアたち

クラストバイクのロマンサー

昔ながらのシステムを残しつつ、最新のディスクブレーキシステムなどを融合した〈クラストバイク〉は、山口さんの相棒。高速&高規格とは対極にある抜け感も好きだという。バッグを取り付けたり、パーツを替えたりと、自分好みにカスタム済みだ。ウルトラロマンス(アメリカの自転車乗り)がこれに乗り荒野を走る映像を見て、ひと目惚れ。

ヒノコ トウキョウ×ナルゲンのボトル

〈ナルゲン〉に別注して製作したオリジナルボトル。飲み物だけでなく、コーヒー豆の保管やスナック用など使い方は自由。デザインは、『ヒノコ トウキョウ』のグラフィックデザインを手掛ける大西真平さんによるもの。

ミニマルワークスのミニケトル ボグル ステンレス

デザイン性、軽量性、コンパクトさ。そのすべてのバランスが優れたケトルは、山口さんのアウトドア必需品だ。これに〈ソソグ〉の極細ノズルを組み合わせれば、野外でも簡単にハンドドリップでおいしいコーヒーを淹れられる。

タイムモアのスリム3

1度に20gほどコーヒーが挽ける手動ミル。たった45mm のコンパクトなサイズかつハンドルを取り外して専用袋に収納できるため、バッグに詰めても邪魔にならない。約36段階もの粒度調節ができ、好みの味わいを楽しめる。

ライカのM2 オリジナルペイント

普段からカメラを持ち歩く山口さん。アウトドアでガシガシ使うためにと、思いきってミリタリーオリーブにペイントした〈ライカ〉のフィルムカメラ。レンズはズミクロンの沈胴タイプ。「50mmよりも35mm の広角レンズが相性いいです」。

CAMP GEAR BOOK vol.8では、他にもギアホリックたちの、フェイバリットギアをたっぷり紹介!

ただいま絶賛発売中の別冊GO OUT「CAMP GEAR BOOK vol.8」では、山口さんをはじめとしたギアホリックたち32人のフェイバリットギアを、たっぷりご紹介。いつか究極の“ご自慢”と出会うべく、まずはこの選りすぐりのギアをチェックして審美眼を磨くべし。

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GO OUT編集部
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