ゆるくておしゃれな、キャンプスタイルサンプル。#5

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キャンプを始めたばかりの初心者も、外遊びに慣れたベテラン勢も、みんな気になるテントサイトのレイアウト。気になるポイントを挙げていったらキリがないほど、人によってキャンプのスタイルは千差万別。リアルキャンパーのサイトには、次のキャンプから真似したくなる情報が盛りだくさん。

今回は、大型シェルターを中心に、快適な空間を構築するKazuyaさんとAyakaさんのキャンプサイトをご紹介!

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テラスサイドを想定した、リラックスムードなサイト。

Kazuyaさん、Ayakaさん
ついお気に入りギアを余計に並べてしまいがちなサイトも、Kazuyaさんのようにミニマルさを意識してみよう。実用性や汎用性のあるギアを最低限に厳選し、インテリア同様にすっきりとさせた空間レイアウトは、居心地のいいテントサイト作りへの近道だ。

自宅空間のようなリラックスした雰囲気で寛ぐKazuyaさんたちのテントサイトは、〈ウィーオ〉のヤクドーム550をメインに、その室内を寝室兼リビングルームとして機能させたサイト設計が特徴。

韓国の人気キャンプメーカー、〈ウィーオ〉の大型ドームテント。フライトインナーフロアがセットになったオールシーズン対応モデルで、前面に配されたメッシュ付き窓も大きく、夏でも快適。

2人であれば十分な広さを確保できるサイズ感も魅力で、メッシュ付きの窓を全面に配したことで、採光もバッチリ!

テント内にはベッドスペースやストーブ、サイドテーブルなどを設置したリビング&寝室をセッティング。インナーシートやラグがおしゃれな雰囲気と快適性をグッと高めてくれる。

室内にはアウトドア用のマットレスを敷いたベッドスペースやリビングルームとして過ごせるようなローテーブル、ストーブ、ブックシェルフで作った棚をレイアウト。

〈ブラックデザイン〉のワイルドチェアをペアで揃え、テーブルはアイアン製のテーブルとグリル仕様にカスタムした〈スノーピーク〉のシェルコンテナを設置。リラックスした雰囲気のまま調理もその場でできる工夫が凝らされ、各ギアをシックなカラーリングで統一しているのもポイントだ。

そのテントの前に設置したタープスペースには、チェアのみを設置したシンプルな空間を。極力ギアを排除した解放感のあるスペースを贅沢に使うことで、まるでテラスにいるかのような気分に浸れる。

手洗いや調理の際に重宝する〈ミンテージ〉のウォーターポットエレガントは、使い勝手のいい高さを想定し、折り畳み式のスツールに設置。ブリキ製バケツが水受け。
シャイントリップ〉のハンギングラックにはキッチンツールや焚き火ギアを吊るして収納。ほとんどのツールに〈アシモクラフト〉のウッドグリップをセッティングし、テイストを統一。

左右のスペースにはウォータジャグやキッチンツールを吊るすハンガーラックを設置し、スペースを活かしながらも見せるレイアウトを心がけたギア配置が目を引く。

ハイドアウトクラフト〉の紅蓮花、〈ボンボネロ〉のアクリルシェードをつけてアレンジした〈ゴールゼロ〉のライト。それぞれキャンパーの間で特に人気の装飾だ。

引き算の美学から生まれるすっきりとしたテントサイトの設計は、自然環境でのスロータイムを謳歌するための大切な要素でもある。

【このテクいただき!】収納用のシェルフコンテナをグリルテーブルにカスタム!

インスタで購入した天板をアレンジした「Snow Peak(スノーピーク)」のシェルフコンテナ。同ブランドのフラットバーナーが取り付けできる仕様になっているため、グリルキッチンとして活用。取り外しも簡単なため、収納ボックスとしてもそのまま使用できるのが嬉しい。

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ただいま、別冊GO OUTの人気シリーズ、「CAMP STYLE BOOK vol.19」が発売中!!Kazuyaさん、Ayakaさんをはじめ、多くのキャンパーのキャンプスタイルを紹介しています。

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■別冊GO OUT CAMP STYLE BOOK vol.19 定価¥1100

Photo/Taizo Shukuri
Text/Yuho Nomura

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GO OUT編集部
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