目利きたちが買って使って選んだ、本気のベストバイギア。#3(エゴフィス代表取締役 江越滋高さんの場合)

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数いるキャンパーの中でも、モノづくりに携わっている人の持ち物は、キャンプに限らず、お家や服でも、一味違う目線で選ばれたセンスの良いアイテムがあったり、とても参考になります。今回は、そんなモノづくりに携わるキャンパーのギアの一部をご紹介!

今回はエゴフィス代表取締役 江越滋高さんのキャンプスタイルと“買ってよかった、キャンプ道具。”を拝見!

エゴフィス代表取締役 江越滋高さん
職人がつくるこだわりのレザーグッズを販売する〈スティール・レザー・インダストリー〉を設立。そのほか、アウトドアギア販売の『アソブデパートメント』や、キャンプ場『アソブバ』、建築業『アソブ工務店』など、多方面に事業を展開している。
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車中泊で手軽にキャンプを。遊べるギアが多めの男の野営。

江越さんが手がける白老町にあるキャンプ場〈アソブバ〉でのひとコマ。ここは、キャンピングカーなどの大型車も入れるキャンプサイト。シャワーブースやトイレなども最新の設備を完備し、快適なキャンプができる空間。木立のなかに、男前なクールなカラーのギアが映える。

レザーを多用したオリジナルアウトドアギアの製作やキャンプ場の経営など、アウトドアにまつわる仕事を多角的に営む江越さん。家族や仲間とキャンプに行くことが多いが、多忙なこともあり、片付けもセッティングも簡単な車中泊キャンプが多いそう。

「みんなで集まるのが好きで、テントやタープを立てずにバーベキューだけすることもあります。分厚いステーキや魚介を焼くなど、料理をするのがキャンプの楽しみ。酒を飲みながら焚き火を囲んで、仲間と語ることを楽しんでいます」。ラフでワイルドなスタイルの江越さんは、レザーや帆布など使うほどに味が出るものが多く、日常的に愛用しているギアも多数。カジュアルな心構えで外遊びを楽しんでいる。

エゴフィス代表取締役 江越滋高さんの、ベストバイギア5選

1.シボレーのシェビーバン

‘93年製〈シボレー〉のバンで、錆びつきボロボロだったものをコヨーテカラーに塗装し、リフトアップしてカスタムした愛着のあるクルマ。社内にある工務店事業で製作したベッドを備え、家族4人で車中泊することもある。

2.ビアレッティのミニエクスプレス・エスプレッソメーカー

コーヒーが苦手な江越さんだが、キャンプでは家族や友人のためにコーヒーを淹れるそう。そんな時はルックスも美しいコーヒーメーカーを。こちらはイタリア製で、2杯のエスプレッソが同時にできるスグレモノ。

3.スティール・レザー・インダストリーのパラレルとヘキサゴン

害獣として駆除されたエゾ鹿の皮を活用し、加工したケースたち。鹿皮はとても柔らかく、絞り染めに加工が可能。2枚の革をスナップボタンで留める仕様になっており、スティールブランドを代表するアイテム。

4.スティール・レザー・インダストリーのオーダーテーブル

高品質なレザーを使用したアウトドア用のテーブル。脚は信州発アウトドアブランド〈フューチャーフォックス〉のもの。こちらはオーダーメイドなので、カラーやレザーの質感を選び、好みのテーブルに仕上がる。

5.岩鋳のグリルパン

盛岡の南部鉄器メーカーが作る鉄製のグリルパン。柄が木製でできており、熱くならずに使いやすい。天板に溝がついているので、焼き目がしっかりとつき、余分な油も落としてくれる。ステーキに最適。

CAMP GEAR BOOK vol.7では、他にもキャンプ好きたちの“買ってよかったキャンプ道具”をたっぷり紹介!

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Photo / Taizo Shukuri Text / Yuho Nomura

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GO OUT編集部
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