夏フェスファッションどうしてる? 会場で見つけた、おしゃれアウトドアスタイルをレポート。

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7月26日〜28日に開催された、国内最大規模の野外フェス「FUJI ROCKFESTIVAL’24(フジロックフェスティバル’24)」。お馴染みとなった新潟県・苗場スキー場には、日本各地からはもちろん、海外からも音楽&フェス好きが集結。

25回目となった今年は、THE KILLERS、KRAFTWERK、NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDSと豪華ラインナップをヘッドライナーに迎えたほか、フジロックらしい、ジャンルを問わない多彩な国内外アーティストが会場を沸かせました。

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今年も暑くて熱かったフジロック!

毎年必ず雨が降ると言われているフジロックですが、今年は土曜にパラつき、日曜午後に少しまとまった雨が降っただけで、おおむね好天。こうなると、日中はフェスを楽しみつつも暑さとの戦いでもあります。

最高気温が30℃を超える真夏の日差しが降り注ぐなかでも、各ステージには多くの来場者が集まり、ライブを楽しんでいる姿がみられました。そして、涼しむための絶好スポット、ところ天国には水浴びするヒトたちがたくさん。

太陽が傾き始めると、爽やかな風が吹き抜けて過ごしやすい気候に。ヘッドライナーが躍動するグリーンステージの盛り上がりはもちろんのこと、深夜帯にはレッドマーキーやパレスオブワンダー、岩盤スクエアは大盛況! 眠らない夜が連日続きました。

苗場に集まったおしゃれフェスフリークたちをリアルSNAP!

豊かな自然のなかで開催されるフジロックには、日本全国、そして海外からもフェス好きたちが集結。都市型フェスとはひと味違う、野外だからこその機能的かつファッショナブルなスタイルを会場でスナップしました。

ロング丈&ショート丈でアクティブに遊べるコーデ。

元山巧大さん(31歳/着物屋巧流)

ゆったりとしたシルエットのウエアをバランス良く組み合わせた元山さん。古着中心のセレクトのなかにも、KEENやROOT&CO.といったアウトドアなアイテムが光る。

着用アイテムは、スナップページをチェック!

機能的ウエアを活かした動けるフェススタイル。

今井康晴さん(42歳/スタイリスト)

マウンテンリサーチのベストやF/CE.のバッグなど、多機能ギアで快適にフェスを楽しむ今井さん。G-SHOCKやソックスのネオンカラーの差し色は、流石のひと言。

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メッシュ&ライトなレイヤードで快適アメカジ。

絹谷健一さん(43歳/会社員)

薄手のシャツの下にメッシュ素材のインナーをレイヤードすることで、通気性も良くベタつき感も少ないと話す絹谷さん。パンツも可動域が広くサラリとした素材のゴールドウインをチョイス。ポーチはなんとご自身でリメイクしたもの。

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炎天下のフジロックはネッククーラーで快適に!

アレックス・フーさん(46歳/デザインディレクター)

中国・上海から参加したというアレックスさんファミリー。F/CE.やNIKE AGCなどのファッショナブルで機能的なアイテムを家族でセレクトし、リンクコーデを楽しんでいた。首から下げているのは、上海で購入したというネッククーラー。

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夏っぽさ、抜け感、サイジング、すべてが好バランス。

NAGAN SERVERさん(ラッパー)

26日の金曜日GYPSY AVALONステージに登壇していた、ラッパーのNAGAN SERVERさん。ステージ衣装だったというパンツに、タイトブースのオーバーシャツをゆるりと合わせた、肩肘張らないナチュラルなスタイルで、フジロックを楽しんでいた。

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ファッションアイテムにアウトドアの機能性をミックス。

モリケンタロウさん(34歳/会社員)

基本的にはシンプルなウエアの組み合わせながら、大胆なグラフィックが特徴的なBALのシャツやパタゴニアのショーツで、華やかさと機能性をプラス。悪天候対策のドクターマーチンや暑さ対策のモンベルのキャップなど、クセの強めなアイテムをアクセントとして活かすスタイル。

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シックに楽しむオトナのフジロックコーデ。

トモジンさん(25歳/会社員)

最終日に弾丸的に遊びに来たというトモジンさんは、ダークカラーをベースとしたシックなオトナの外遊びスタイル。コンビニエンスウエアのフジロックコラボのソックスで遊び心をプラス。

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チェアだけヘヴィ!?だけどカッコはUL仕様で機動力を確保。

塚田健二さん(38歳/会社員)

できるだけ身軽で動きやすさにこだわったという塚田さんは、バリスティクスのチェアにサコッシュだけというシンプルなイデタチ。メッセージ性の強めなステューシーのTシャツもフェスらしいアイテムのひとつ。

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意外と収納力があるオーバーオールはフェスにも最適。

高橋征大 さん(43歳/デザイナー)

ベストスタイルからの脱却を目指してオーバーオールを着用したという高橋さん。ワークウエアらしいポケットの配置や収納力に満足しているそう。シンプルな装いはエスニック調のシャツでフェスらしく華やかに。

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クラフトワークに合わせてドイツの名門をチョイス。

TAISHIさん(36歳/AWRY BY THEMANNER 主宰)

一番楽しみにしているというドイツ出身の KRAFTWERK出演に合わせて、ブンデスリーガの名門、バイエルンミュンヘンのゲームシャツをセレクト。全体をダークトーンでまとめて、サッカーユニに目がいくバランスのよいスタイルに。

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会場だからこその出会いや体験こそがフジロックの醍醐味。

大自然を満喫できるのが魅力のフジロックだけに、ちょっとした悪天候などのアクシデントも、音楽に身を委ねてしまえば思い出話のひとつになるだけ。

アーティストのラインナップや天候も、もちろん気になる大事な要素だけど、フジロックは会場に来たからこその出会いや体験、思い出がたくさん生まれるのが醍醐味ですよね。来年は一体どんなフジロックになるのか? 唯一無二の空気感を楽しみに、来年も会場で会いましょう!!

Photo/Shouta Kikuchi、Yuma Yoshitsugu


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Tatsunori Takanashi
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