去る10月1日・2日に開催されたGO OUT CAMP vol.12にて、おしゃれキャンパー自慢の“逸品”を教えてもらいました。機能性、デザイン、レア度、D.I.Y.による一点モノ、選ぶ基準は人それぞれ。ここでは十人十色のキャンプなフェイバリットアイテムをご紹介。4回に分けてお届けした最終回!
Photo/Takuma Utoo Text/Yasuo Sato
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手軽に使える、名実ともに優れた定番ギア。SOTOのレギュレーターストーブ。
.ma.sa.ya.(27歳)/Haruyaman(27歳)/hiderou7188(27歳)
オーバーオールで揃えたコスチューム、ワイルドな塗装を施した各ギア、さらに、ランクルのトランク&ハッチをキッチンとして利用したキャンピングスタイルが自慢! 既製品はなるべく使わず、ヴィンテージ品や手作りなどの一点モノを多用する無骨な彼らだが、その使い勝手から重宝しているのがSOTOのバーナー(ST-310)だ。
「薪で調理するのがキャンプの醍醐味だと思っていますが、手間や時間がかかるのが難点。お湯を沸かしたり、軽い炒め物を作るのにこのバーナーは便利ですね」という。
また、.ma.sa.ya.さんは、ジムニーでよく林道ツーリングに行くそうで、このバーナーとコーヒーセットだけを持っていくのだそう。「季節や場所を選ばずに安定して使えるのがいいですね」と、アウトドアを楽しむのに欠かせない相棒となっている。
本格的な調理具で絶品のご飯を堪能。アルミ製の釜。
boo_lea(42歳)
GO OUT CAMP STYLE BOOKにも掲載させていただいたboo_leaご夫妻。テントサイトにはオシャレなギアがずらりと並び、アメリカンヴィンテージが好きというだけあり、USAテイストなアイテムが飛び出すのかと思いきや、奥さまが逸品として紹介してくれたのは、なんと超和風な“釜”である!
「元々は料理人の友達の物なんですが、これを使うとふっくら炊けてすごく美味しいんですよ!」と言いながら、この釜で炊いたお米で作ったおにぎりを撮影班に振る舞ってくれました。ツヤがあり、ほんのりと甘味があってとっても美味しかったです!!
「普段はあまり料理をしないんですが、キャンプの時は張りきっちゃいますね(笑)!」ちなみに、こちらの釜は6合炊きだが、火加減の調整などの兼ね合いで、3合程度で炊いているそうだ。
GO OUT CAMP vol.12
9月30日から10月2日にかけて静岡県のふもとっぱらで開催されたキャンプイベント。数千人規模を動員するビッグイベントで、富士山を間近に望む会場にはオシャレなキャンパー&テントサイトで溢れかえった。有名アーティストのライブをはじめ50メーカー以上のマーケットブースも目玉のひとつ。