極上の「温冷浴」とは? 岐阜の山奥にある大人の健康ランドへ!!【ワンデイドライブ番外編】

作成
極上の「温冷浴」とは? 岐阜の山奥にある大人の健康ランドへ!!【ワンデイドライブ番外編】
Table Of Contents : 目次

温浴施設愛好家の2人が岐阜の温冷浴スポットへ。

(左)桶美/温浴施設愛好家として365日、毎日のように欠かさず銭湯へ足を運ぶ温冷浴の伝道師。風呂好きが高じて「桶MUSIC FACTORY」という音楽レーベルも主宰しています。
(右)牧田耕平/ブランドの集合体である「THE UNION(ザ ユニオン)」の長として、数々のレーベルでディレクションを担当。桶美さんとともに2024年2月6日(風呂の日)に「一般社団法人 日本温冷浴協会」を設立。素晴らしき温冷浴の文化を街に広めるために尽力しています。

大阪を拠点に活動する2人の温浴施設愛好家がこよなく愛する“温冷浴”という入浴法。風呂好きでもまだまだ知られていない言葉で、昭和初期の医学者・西 勝造博士が考案した健康法のひとつでもあります。

その名の通り、湯と水を交互に1分ずつ入浴。合計10セットを繰り返し、最後は水であがるというもの。

そんな入浴法に魅せられた2人の風呂好きが「最高の温冷浴を楽しめるスポットがあるんです」と、牧田さんの愛車であるTOYOTAハイラックスを走らせて向かったのが岐阜。朝8時に集合して高速道路を乗り継ぎ、約3時間半かけて到着したのが山の中にある『Outdoor style AMIDA』という温冷施設です。

同店は東海一の名爆として知られる阿弥陀ヶ滝の近くにあり、ホテルやテントサイトだけでなくレストランも併設。都会の喧騒から離れた山の中にあり、非日常で温冷浴が楽しめるスポットでもあります。

風呂巡りの相棒として毎日のように乗り回すTOYOTAの“ハイラックス”は、ピックアップならではの充実したラゲッジスペースが魅力的。「仕事で使用するのはもちろん、趣味のキャンプやゴルフの道具も詰められるのでオンオフを問わずに長い時間を共にしています」。

心身を満たすために、まずは腹ごしらえ。

「アミダの飲める水風呂に浴びれると思ったらワクワクする」と牧田さんが言えば、桶美さんが「アミダは地下44mから組み上げた天然水をかけ流してるんでとっても柔らかでピュア。飲んだら自然の甘みがあって、湯上がりがスッキリとして爽快なキブンが味わえるんよ」と、車中で『Outdoor style AMIDA』の魅力を力説してくれました。

左右に木々が生い茂るワインディングロードを抜けると同店に到着。我々が来るのを首を長くして待っていたと、店主のAKIOさんが出迎えてくれました。

AKIO/「全身で楽しめる遊び場を作りたくて」と、2016年に『Outdoor style AMIDA』をオープン。レストランに併設されているショップには、氏がセレクトしたオーガニックなグロッサリーやエコな洗剤などが販売されています。
Outdoor style AMIDA
住所:岐阜県郡上市白鳥町前谷1080-1
電話:0575-85-2001
HP:https://www.outdoor-style-amida.com/
Instagram:@outdoor_style_amida

すぐに入浴するかと思いきや、長時間の運転で疲れたからか牧田さんが「まずは腹ごしらえから」と特製のタコスをいただくことに。

オーダーが通ってから調理するトルティーヤに、手作りのサルサソースが後を引く完全オリジナルの具材をトッピング。AMIDA 3TACOS SET ¥1500

「AKIOくんが作る料理はどれも美味しくて、食材は全部が無添加で手作り。心も身体も優しくなれて、風呂タイムがより充実するねん」と桶美さん。腹も満たされ、待ちに待った入浴がスタート!!

サウナは温冷浴の前菜的な立ち位置。

温冷浴を一日のシメとしてたっぷりと堪能するため、最初に足を踏み入れたのがテントサウナのスペース。3つ並んだテントサウナは120度まで温度を上げることができ、天然水によるスチームと溶岩石を使用したロウリュウが可能。

火照った身体を地下水がクールダウンしてくれ、さらに「山を抜ける爽やかな風に当たりながら、開放的な外気浴が楽しめるのもここの醍醐味」と2人が言うように、町の温浴施設やサウナでは味わえないような多幸感に包み込まれます。

サウナと水風呂&外気浴をそれぞれ3セットを楽しみ、いわゆる“ととのう”といわれる脱力感に浸った後はいよいよ温冷浴に。ここからが本番です。

12 >
Tags
Shohei Kuroda
作成