ファッションと自転車を融合させたウエアを展開するnarifuri(ナリフリ)。アメリカ軍への供給実績を持つ、フライトジャケットの老舗メーカー、ALPHA INDUSTRIES(アルファ インダストリーズ)。
そんな2ブランドの異色コラボは、それぞれの良いとこ取りなデザインに仕上がり、アウトドアフィールドでも大活躍しそうな予感! そこで今回は折り畳み自転車、birdy(バーディー)をフィールドに持ち込んだ、6WHEELスタイルのキャンプでさっそく着用してみました。
今回やってきたのは、道志村にある「椿荘オートキャンプ場」。椿沢の渓流沿いに点在する林間のサイトは、ロケーションもバツグン。「キャンプ場内は結構広くて、受付がある管理棟までもなかなかの距離なんです。いつも歩くのが大変なので、今回は移動用に折り畳み自転車を積んできました」。
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ライトアウターにも使える、あったかパーカ。
キャンプ場へ到着したら、早速テントサイトの設営スタート!
パーカはアルファ インダストリーズ定番の裏起毛パーカ。フード部分は2重構造になり、フリース素材が首周りの保温性を高めてくれます。サムホールやバックポケット、胸元のリフレクタープリントなどもナリフリらしさが落とし込まれたデザイン。
宿利さんに気に入ったポイントを聞いてみると「パーカの前ポケットだと、動きの多い設営中はスマホを落としがち。バックポケットはそんな時使えますね」。
一方のひろみさんは「フードが2重でマフラーなしでも暖かい。着替えを多く持ち込む必要がないのも助かります。外側のフードを取り外して赤をポイントにするのもオシャレ」。
多めのポケットはキャンプ場で大活躍!多機能MA-1。
アルファ インダストリーズを代表するフライトジャケット、 MA-1をベースに自転車乗車時の機能性が加わったサイクルジャケット。
素材には撥水・透湿機能付きのGELANOTSリップストップナイロンが使われ、アウトドアフィールドにもぴったり。さらに軽量・ 吸湿発熱・消臭機能が備わったTEIJINの多機能中綿を使う高機能なアウター。
左腕には定番のユーティリティポケットが。「スマホがピッタリ入るサイズになっていて、取り出しやすいのも便利です」。
また背面についた大型のファスナー付きポケットも、ナリフリならではのデザインアレンジ。「買い出しの時とか、ここに財布が入るので手ぶらになるのが嬉しいですね」。
また、MA-1と言えばレスキューオレンジと呼ばれるリバーシブル仕様。自転車乗りに大事な視認性の高さを生かすため、リバーシブルはそのまま採用。黄色と赤のナリフリオリジナルカラーでアレンジされています。
道具入れにももってこい⁈なミリタリーパンツ。
サイクル用ミリタリーパンツは2つのブランドの定番デザインのまさに良いとこ取りな作り。ウエストウェービングベルトや尻当て、右後裾に付いたリフレクターワッペンなど自転車走行時にも配慮されたディテールを兼備。
「大きめのポケットはペグも入るくらいの深さ。左右に付いているので、反対側にはグローブを入れたりしました。ペグダウン中、あちこち移動しなくていいので助かりました」。こちらはベージュカラーの展開もあり、季節問わず使えるのも嬉しい。
クルマ×自転車で遊びの幅が広がる、6WHEELスタイル!
クルマから降りたあとも自転車があればフィールドが広がり、より広くキャンプ場内外を散策できます。「キャンプ場から出て道志みちをサイクリングするのもいいかも。自転車って、キャンプ中にも手軽に楽しめるアクティビティですよね」。
今回持ち込んだ自転車は、ドイツ発birdy(バーディー)のMonocoque Air。折り畳みサイズが非常にコンパクトなため、積載量の多いキャンプの際にも荷物の邪魔にならないほど。折り畳み・組み立ても簡単で、自転車キャンプの相棒としてはオススメの1台。
キャンプにも自転車にも。快適ウエアで秋の外遊びを満喫!
設営も終わりサイトでくつろぐ宿利さん夫婦。今回のコーディネートもお気に入りの様子。「どのモデルもポケットが多くて、手ぶらで買い出しに出たり、素早く終わらせたい設営中に大活躍してくれました。普段使いにも使えるデザインだし、夫婦で色を交換してみるのも楽しそう」。
自転車のみならずキャンプ中にもうってつけな機能性は、外遊び好きなら買ってソンなし!オシャレキャンパーお墨付き、ナリフリ × アルファ インダストリーズの新作ウエアなら、これからの季節の定番になりそう。
(問)narifuri tokyo tel:03-3403-3007 www.narifuri.com
- Photo/Dai Yamamoto