日産が生んだユニークなコンパクトカーは、絶好の趣味クルマに。
マーチをベースにしてファニーなルックスに仕上げた日産パイクカー四天王のひとつ「パオ」。このモデルの発売は1989年、1年間の受注生産のみで当時としてもノスタルジックなデザインが話題を呼んだ。
この可愛らしい見た目とは裏腹に、ガッツ溢れるオーナーとのギャップがなんともおもしろい! さておき、ベジラボさんは普段はハイエースを使用し、趣味グルマとしてこのパオを所有しているという。
「エンジンを載せ替えたりして、しっかりとレストアされたものを友人から破格値で譲ってもらいました。キャンプ歴は5年位ですが、先日このクルマと一緒に初めてソロキャンプを体験しました。キャンプでは二人分くらいの荷物ならなんとか載せられる位ですかね」と言いながら、ノースフェイスの大きなスタッフサック(テント用収納袋?)に着替えやギアを詰め込んでリヤトランクにドンッ!
パオは前時代的なキャブレター仕様だし、アウトドアでの使い勝手も決して良くはないけれど、インテリアもボディと同色で揃えるなどかなり凝った作りで所有欲を満たしてくれるのは間違いなし! 多少不便だろうと、趣味グルマ&アウトドアは楽しんだモノ勝ち!