ディープな名店ひしめく! 世田谷ショップ散策。【後編】

更新
ディープな名店ひしめく! 世田谷ショップ散策。【後編】

松陰神社商店街からクルマで移動すること約15分、砧公園の近くにあるアウトドアショップ、ノルディスク キャンプサプライストア バイ ルートに到着。世田谷区は広大なので、エリアによって全く異なる雰囲気がある。そうした違いを肌で感じたいなら、自転車移動するのもいい。

Table Of Contents : 目次

【SHOP 3】NORDISK CAMP SUPPLY STORE by ROOT(ノルディスク キャンプサプライストア バイ ルート)

東京都世田谷区砧2-21-17 1F tel:03-5429-6909  open:11:00〜19:00 (土8:00〜) 月曜定休 root-store.com/nordisk/

北欧のアウトドアブランド、ノルディスクのオフィシャルコンセプトストアとして、テントなどの大型ギアも豊富に揃う。さらに国内外のブランドの洗練されたアウトドアアイテムも用意。5月31日には待望の京都店がオープンしたばかりだ!!

山根さんがオーナーを務めるのこちらのショップは、熊坂さんにとっても居心地がいい場所だとか。「近所に住んでるから、たまに遊びに来ています。本格的なギアも多いけど、店内で美味しいコーヒーが飲めるもいいですね。つい長居しちゃいます」。

そんな熊坂さんに、山根さんは今夏オススメのアウトドアギアをセレクトすることに。「クマちゃんは最近子どもが生まれたから、ファミリーキャンプが楽しくなるアイテムを選ぼうかな〜」。

Nordiskのレイサ4

数あるアウトドアギアの中で山根さんが熊坂さんにイチオシするのが、ノルディスクを代表するアイテムのひとつ、大型テントのレイサ4。こちらは日本限定のコヨーテカラー。

「ファミリーキャンプならこのテントが最強。ボクも家族4人で愛用しているけど、インナーテント2つとリビングスペースがあるから使い勝手が抜群。汎用性もかなり高いですよ」。

MOUNTAIN RESEARCH のバックスローガンパーカ ¥30240

一方、熊坂さんはマウンテンリサーチのメッシュパーカに注目。バックにスローガンが刺繍されたフラワーキャリーポケットを搭載した一着で、抜群の通気性と収納力を両立させている。

「フリッジでも仕入れているけど、個人的に今季のアイテムの中では1番のお気に入り。なかなか着こなすのは難しいかもしれないけど、アイテムとしてはかっこいいと思います」。

EAGLE PRODUCTSのウォーターケトル4L  ¥19440

そして「せっかくだからギアも選ぼうかな」と熊坂さんが自ら選んだのが、ノルウェーのブランド、イーグルプロダクトのウォーターケトル。無骨なデザインが気に入ったとか。

「シンプルなルックスで機能美を体現したようなアイテム。キャンプはあまりやらないけど、キャンプギアは大好き。料理が趣味だから、自宅のキッチンで使いたいですね」。

BESTMADEのアックス ¥54000〜¥62000

テントに続いて山根さんがオススメするギアは、ニューヨークのブランド、ベストメイドのアイコン的なアイテム、ロングアックス。キャンパーならいつかは入手したい逸品。

「ハンドメイドで一点ずつデザインも違うから、選ぶ楽しさももある。ディスプレイ用として買う人も多いです。クマちゃん最近は北海道の生活がメインだから必要じゃない?(笑)」。

 

「世田谷は、普段出合えないアイテムやいろんな発見がある街」。

最後はノルディスク キャンプサプライストア バイ ルートのテラスでコーヒーを飲みながら、今回のショップ巡りを振り返ってもらった。

「上町、松陰神社、砧と3つエリアを回ったけど、全部違う雰囲気の下町感があるんですよね。かなり住みやすい街だと思うけど、買い物で回っても絶対におもしろい。個性派ショップが多いから、掘っていくと普段出合えないアイテムを見つけられると思います」。(熊坂さん)

「多分、世田谷って住まないとあまり歩かない街が多いと思うんですよ。でも実はここにしかないものも多いから、いろんな発見がある。ボクも久しぶりに歩いたけど、やっぱり楽しかった。知らないショップもあったし、また歩いてみたいですね」。(山根さん)

商店街を散策中に、その場のノリで古書店に入るなどイレギュラーな展開もあったけど、それも街歩きの楽しさのひとつ。そして2人とも世田谷に長く住んでいたことがあるだけに、その魅力を再確認するツアーとなったようだ。

Photo/Dai Yamamoto

< 12
Tags
Masatsugu Kuwabara
更新