キャンプや釣り、自転車とアウトドアギアがあふれる部屋、服やグリーンと好きなものに囲まれた空間。 趣味人なら憧れる、趣味まるわかりの楽しいインテリア。そんな家づくりを実践するオーナーさんをピックアップ!
今回は、好きなモノを並べた趣味部屋と秘密基地のようなガレージを持つOLIVEさんのお宅を拝見しました!
Table Of Contents : 目次
ヴィンテージの趣あふれる、こだわりの空間。
OLIVEさん(会社員)
5年前、住居と縫製工場を兼ね中古物件をリノべーションし、新たな価値を自邸に宿したOLIVEさん。夫婦共通の趣味であるヴィンテージの趣を工務店にリクエスト。
「雑誌や書籍で見た、古いアメリカの住居を参考にしています」。1番のお気に入りは、この趣味部屋。釣り道具とキャンプ用品、D.I.Y.工具を収納し、好きなモノだけを並べた。
さらには、隣接するプレハブにもD.I.Y.したスケートミニランプが。奥さんが手掛けるラグブランド〈ラグミー〉の作業場でもある。それらの空間は、さながらガレージに作った秘密基地のようで、ロマンを感じずにはいられない。
隣接するプレハブにD.I.Y.したスケートミニランプ。アールにドロップインするプラットホームは、天板を外すと収納できるよう工夫されている。敷地内に悪天候でも遊べる場所があるのは羨ましい。
家具や内装は、古いアメリカの住居をイメージ。
壁はアメリカの老舗シャーウィン・ウィリアムズの塗料でベージュに塗装。ラグミーのラグとアクメファニチャーのソファが全体にうまく溶け込む。
リビング隣の書斎。デンマーク製チェストには、アメリカのフリーマーケットで購入したランプなどをディスプレイ。
壁はカリフォルニアの住居をイメージし、斜めに木材を配置。アメリカンスイッチプレートを使うなど、細部にまでこだわりを感じる。
書斎にてブラザーのヴィンテージミシンで、ラグの裏地を縫うKOZUEさん。横には大量にコレクションするレコードや洋書などを収納する、リノべーション時に設置した壁面収納。
システムキッチンの収納が十分なので、使用頻度が高い最低限の調理器具だけを吊り棚に収納。キッチンのタイルもOLIVEさんによるD.I.Y.。
近所の家具屋で購入したチェストとリオンのロッカーで収納を拡張。
【SPEC】
居住地域:岐阜県岐阜市
居住形態:一戸建て(持ち家)
間取り:5LDK
居住年数:5年
築年数:35年
Photo/Makoto Kazakoshi Text/Showgo Komatsu
取材協力:マルホデザイン一級建築士事務所 https://maruho-design.com
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