スニーカーやトイ、レコードなど、好きな物を集めているという人も多いはず。クローゼットに閉まっておくのはもったいないけど、数も膨大。それなら、どうやって収納するのが正解なのだろうか。実際のコレクターがどうやって部屋を作っているのか参考に見てみよう。
Photo/Chie Kushibiki、Nobuya Fuke、Syahoojin、Takamasa Sasai
Text&Edit/Shiyori Kawamura(RIDE MEDIA&DESIGN)
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変則的に増えるCDは可動式の棚に。
普段聴くものだけをチョイスして並べているという、CDラック。レンガの上にサイズを合わせて切った板を積んだだけだが、しっかりと安定している。素材はホームセンターで入手できるため、気づくと数が増えてしまうCDや本などをディスプレイするのに打ってつけのアイデアだ。
グラフィックのかっこいいチケットは、規則的に並べてディスプレイ化。
スチール棚の前にコルクボードを取り付け、過去の展覧会のチケットを貼り付けている。棚の目隠しはもちろん、部屋のデコレーションにもなって一石二鳥だ。規則的に留めるのがキレイに見せるコツ。フェス好きはリストバンドを飾るのもアリだ。
ミリタリーアイテムはグリーンをプラスして配置。
こちらは軍モノマニアの部屋。デスクとチェアをはじめ、無骨な調度品の多くは本物の軍放出品。しかもアメリカ産が多いというが、ミリタリーテイストでまとめていても極端にイカツくならないのは、植物を置くようにしているからだ。
部屋を丸ごと使った、おもちゃ箱のようなコレクションスペース。
約15年前から収集をスタートしたというアメリカンヴィンテージトイは、4畳半の部屋にギッシリと陳列し、コレクション専用として使用。「この部屋は英語だけにしたいので」と語るように、すべてアメリカ製でその数2000体以上だそう。
キャンプ好き涎垂の、焚き火アイテムは一箇所に並べて。
リビングに置かれたストーブ横に置いた棚には、薪ストーブや焚き火で使うケトル、鉄鍋をまとめて配置し統一感を出している。ダッチオーブンは16インチから5インチまでタワー状に積み上げることで、ディスプレイとしても一役買ってくれる。