お部屋D.I.Y.の第一歩、ここでは有孔ボード(ペグボード)を使ったD.I.Y.レシピを実践形式でご紹介。引っ掛けて、吊るして、外してまた違うところに取り付ける。 見せる収納にもディスプレイにも活用できるおしゃれな有効ボード収納作りに挑戦してみましょう! 最終回となる今回はデスク周りの収納にチャレンジしました。
Photo / Takamasa Sasai Report & Text / Tsubasa Iwata(RIDE MEDIA&DESIGN) Edit / GO OUT
Table Of Contents : 目次
Before
こちらがBeforeの状態。机には収納がなく、文房具が作業スペースを狭めてしまっている。仕事を効率的にこなすには広く使える空間が必要。有孔ボードを駆使して機能的なデスクに作り変えよう!
After
デスク周りの本や、文房具など細かなものをすべて有孔ボードに引っ掛けた。収納スペースのないデスクの場合、それらを収納できるだけでも大助かりだけど、ペン立てなど余分なものを天板に置かなくて済むので広く使えるが利点。どんどんアイデアが湧きそうなデスクに変身した。
やってみよう!
イメージができあがったら下記の材料を用意していざ実践!プロセスごとに有孔ボード壁を作っていく過程を見ていきましょう。
■今回使用するもの
有孔ボード(910×1820mm)約1.5枚/40×30角材(1820mm)7本/木ネジ 約20本/有孔ボードフック 20個/L字固定金具 2個/結束バンド/メタルバスケット/ヒモ/塩ビ管 45綱手/棚用の端材(ホームセンターで購入)/クリップ/S字フック 計約¥12000
プロセス1
部屋の隅に配置しているので、L字になるよう取り付けることに。賃貸物件では壁に直接ビスを打てないので5センチほどデスクと壁の間を取れるかを検討してから作業していこう。
プロセス2
好みの高さになるように角材で枠を組んでいく。デスクの幅に合わせて壁に沿って角材を置き、「高さ」になる分の角材を組み合わせるだけの簡単な仕様。カットはもちろんホームセンター。
プロセス3
ひと通り角材で枠を組み立てていく。注意したいのは角材分の幅を入れてカットを依頼しておくこと。仮に、角材の厚みが30ミリであれば両サイド分、60ミリ分長めにボードもカットする。
プロセス4
自分の決めた高さ、デスクの幅に合わせた有孔ボードをビスで 固定していく。デスクより下は有孔ボードを使いづらいので、高さはデスクの天板から計算することで無駄なく仕上がる。
プロセス5
有孔ボードを取り付けたら、既存のデスクを定位置に戻してほぼ完成。万が一サイズが合っていない場合は、この後デスクの天板と壁を固定するので、角材と天板の接点を作っておこう。
プロセス6
よほどの揺れなどがない限り固定せずとも安定はしているが、デスクの天板と有孔ボードの柱部分をL字の金具で固定しておくとより安定感が増す。ここでできればひと手間加えておきたい。
こんなところをひと工夫。ディテール&小ワザ。
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