近年、国内でもじわじわと人気が高まっているロングトレイル。その原点ともいえる存在が、東京・高尾から大阪・箕面まで約1200kmを結ぶ「東海自然歩道」だ。

そんな「東海自然歩道」を歩き続けるハイカーをサポートするため、ロングトレイルの調査・情報発信を行う一般社団法人「トレイルブレイズハイキング研究所(トレ研)」が「東海自然歩道 HIKING MAP BOOK」を発売した。開通から約50年を迎える東海自然歩道を、初めて全線統一仕様でまとめた全15冊のマップブックとなっている。
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東海自然歩道を歩き通すための、4つのこだわり。

本マップブックには、ロングトレイルを快適に歩くための工夫が数多く盛り込まれている。
まず注目したいのは、開通から約50年で初となる全線統一マップであること。これまで区間ごとに異なる地図しかなかった東海自然歩道を、約1200kmすべて同じ仕様でカバー。全線を歩きつなぐためのスタンダードとなる一冊が誕生した。

さらに、制作のベースになっているのは、実際に歩いたハイカーによる調査データ。国内を代表するロングトレイル「みちのく潮風トレイル」のマップブックと同じ思想・仕様を採用し、長距離を歩くハイカー目線で編集されている。

近年増加する海外ハイカーを意識し、全ページが日英併記としている点も特徴のひとつ。国内だけでなく、海外から日本のロングトレイルを楽しみたい人にも使いやすいよう編集されている。
そして見逃せないのが、軽量であるということ。1冊あたり約80kmを収録しながら重量は平均39gと、携帯しても長距離を歩くうえで負担になりにくい。
コースタイムではなく、「距離」で歩くための地図。

「東海自然歩道 HIKING MAP BOOK」は、一般的な登山地図との違いコースタイムは掲載されていない。1/25,000地形図をベースに、ルートやランドマーク、水場、補給ポイント、トイレ、宿泊施設、温浴施設など、歩くうえで必要な情報を収録しながら、行程は距離を基準に組み立てるスタイルを採用している。
歩くスピードは人それぞれ。その日の体調や体力、歩きたい距離に合わせて自由にプランを組めるのは、ロングトレイルならではの楽しみ方だ。
また、別売りの「東海自然歩道 DATA BOOK」と組み合わせれば、行程計画をさらに立てやすくなるほか、本マップ対応のGPXデータも利用できる。紙地図とGPSを併用したいハイカーにもうれしい仕様だ。
日本のロングトレイルの原点を辿る、道標。

ご紹介したマップ「東海自然歩道 HIKING MAP BOOK」は、同研究所が運営する ECサイト「トレ研ブックス」にて販売中。東海自然歩道をいつか歩いてみたい人はもちろん、日本各地のロングトレイルに興味がある人にとっても、頼れる旅の相棒になってくれそうだ。
(問)トレ研ブックス torekenbooks.jp/
