刃物の町・岐阜県関市が生んだブッシュクラフトナイフに新型登場。手作業で仕上げられる職人技のナイフ。

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1873年創業の老舗刃物会社が展開するアウトドアブランド「MISTUBOSHI Outdoors」。刃物の町として知られる岐阜県の関市を本拠地とし、2021年にセミカスタムナイフ「Northern Land」をリリースした。そしてこのたび第二弾の新型ナイフを「Makuake」で発表。前作とはまた違った個性が光る、ハイエンドなモデルとなっている。

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ハイエンドなブッシュクラフトナイフ。

Northern Land ロッキー ¥25245(※)

前作の「Northern Land」と同様、世界的なナイフ作家である原幸治氏がデザイン。もちろん実力はハイエンドと呼べるシロモノで、ブレードは高級刃物に使われる強靭なステンレス「VG10」、しかもハードに使えるフルタングだ。

※価格はMakuake早割価格。早く応援購入するほど割安に。

ブレードが前作よりも2cm短くなったことで、扱いやすさが向上している。そしてそのグラインドは、切れ味と耐久性を両立するコンベックス(ハマグリ刃)。驚くことに関市の高名なカスタムナイフビルダー・寺田忠生氏が1本1本、手作業で刃付けや研磨を行っているそうだ。

ハンドルデザインは、北米ロッキー山脈を想わせるウェーブ形状。これが名称の由来となっている。

素材はアメリカ生まれの「リッチライト」で、これはギブソンのレスポール カスタムなどギターのフィンガーボードや、スケボーやBMXのランプに使われる、耐水性や耐久性に優れた素材。ナイフに採用されるのは初めてだという。

カラーはナチュラル、ブラックダイヤモンドの2つが用意される。

Northern Landの二段階グリップは健在。

前作のNorthern Landで、画期的だと話題になった二段階グリップは健在。用途によって握る位置を変更することで、使い勝手が向上する。バトニングなどナイフにしっかり力を乗せたい場合は写真左の持ち方、フェザースティックを削るなど繊細な作業をする場合には、写真右側の持ち方が有効だ。

素材や構造、関わっている人を考慮すると、かなりリーズナブルと言えるセミカスタムナイフ。ただいまクラウドファンディングサイト「Makuake」のこちらのページで応援購入受付中だ。


(問)MITSUBOSHI Outdoors mitsuboshi-cutlery.com/mitsuboshi_outdoors/

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Minoru Akiba
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