軽量コンパクトにこだわったもの、堅牢性や燃焼効率にこだわったものなど、各アウトドアブランドが趣向を凝らしたニューアイテムを続々とリリースしている焚き火台。
そのこだわりの分、全体としては値段が上がる傾向にあるなか、1万円以内で買えて、しかも使い勝手もいいコスパな焚き火台を7台セレクトして紹介する。
2019年の最新焚き火台セレクトも、併せてチェック!
【誰もが欲しがる! おしゃれキャンプ必携の焚き火台セレクト26。】
Table Of Contents : 目次
01. サッと使えてフレームも丈夫な「Flame Pit」。
Hang Out「Flame Pit」 ¥9680
愛知県の家具メーカーが立ち上げたアウトドアファニチャーブランド「Hang Out(ハングアウト)」初の焚き火台。
組み立てが簡単ですぐに使え、丈夫なフレーム構造なので網の上でスキレットなどを使った料理も可能だ。火が付きにくい広葉樹の太い薪もフレームに渡すようにくべることで下から火があたり、効率よく燃やせる。
【SPEC】
サイズ:縦35cm×横38cm×高さ37cm
重量:2.2kg(付属品含む)
素材:受板:ステンレス(フレーム、受板)、スチール(焼網)
(問)ハングアウト hangout-online.jp/
02. 直火感覚を楽しめる、コンパクトな「ウルトラライト ファイヤースタンド」。
Bush Craft「ウルトラライト ファイヤースタンド35×44 Ver.1.0」 ¥9680
シンプルなつくりで軽量・コンパクトさとコストパフォーマンスを両立した焚き火台。重さはわずか352g。必要最小限の道具のみで野山に分け入り、できるだけ現地にあるものを利用して自然の中で過ごす「ブッシュクラフト」を専門とするメーカーが作った焚き火台で、直火に近い感覚で焚き火が楽しめるのが特徴。
ただ、火床がフルフラットで火面から地面までが10cm以下ととても低いので、芝生などの上で使う場合、焚き火シートを敷いたりする必要があるなど、中級者以上向けの焚き火台だ。
【SPEC】
サイズ:縦35cm×横44cm×高さ8cm(収納サイズ:縦7cm×横7cm×高さ7cm)
重量:352g
素材:チタン(フレーム)、ステンレスメッシュ(火床)
付属品:ステンレスメッシュ × 1、ステーブルスキッド × 2、サイドバー × 2
(問)ブッシュクラフト www.ブッシュクラフト.jp/
03. タフで高火力な小型焚き火台「野良ストーブ」。
野良道具製作所「野良ストーブ」 ¥9980
野良ストーブは今までのどの焚き火台にもないほどの高火力を誇る小型焚き火台。小型焚き火台は軽量化のために板厚が薄いものが多いなか、この野良ストーブは、最低でも1.2mm、最も重量のかかるゴトクには2.5mm厚のステンレス板を採用し、高火力に耐えるタフな焚き火台に仕上げている。
本体の脚を開いて、火床を脚にかけるだけでセットが完了するシンプルな構造で、鍋を乗せるゴトクも本体に一体型となっている。ソロでの焚き火調理には最適だ。
【SPEC】
サイズ:縦17.5cm×横18cm×高さ18.5cm
収納サイズ:縦18cm×横22cm
重量:約1.3kg
静止耐荷重:約15kg
材質:ステンレス鋼(SUS304)
(問)野良道具製作所 tel:050-3632-3040 norastove.com/
04. コンパクト収納でスタイリッシュなUCOの焚き火台。
UCO「フラットパックポータブルグリル&ファイヤーピット」 ¥7150
スタイリッシュなキャンドルランタンが有名なブランド「UCO(ユーコ)」の焚き火台。折りたたんだ状態の厚さはわずか3.5cmでノートサイズのコンパクトさ。脚を交差させて、本体の口を開くだけですぐに使用できる。コンパクトながらも一般的なサイズの薪がそのまま入るジャストな大きさとなっている。
本体のデザイン性はもちろん、コットン素材でクラッチバッグのようなデザインの収納バッグも焚き火台が入っているとは思えないおしゃれさ。収納バッグのほか、金網と網を持ち上げるハンドルもついてこの値段というコスパの高さは驚きだ。
【SPEC】
サイズ:縦34cm×横25.4cm×高さ28.5cm
収納サイズ:縦37.5cm×横27cm×高さ3.5cm
重量:1.75kg(収納ケース含む)
材質:ステンレス
付属品:網用ハンドル、収納ケース
(問)モチヅキ tel:0256-32-0819 www.e-mot.co.jp/naturalspirit/uco.asp
05. 20年以上愛されるロングセラー「ファイアグリル」。
UNIFLAME「ファイアグリル」 ¥7027
1998年、焚き火台黎明期に発売されて以来20年以上も愛されている逸品。ド定番の焚き火台なので、何をいまさら……と思うかもしれないが、値段がお手頃なだけでなく、燕三条で金属加工が本業のユニフレームが作った焚き火台だけあってとにかくタフで、長きにわたって使うことができる点で評価が高い。
焚き火台のほか、焚き火や炭火を熱源としたグリルとしても使用できる。初めての焚き火台としてコスパに優れた定番を選びたい人にはおすすめだ。
【SPEC】
サイズ:縦43cm×横43cm×高さ33cm
収納サイズ:縦38cm×横38cm×高さ7cm
重量:2.7kg
素材:ステンレス鋼、鉄
(問)ユニフレーム www.uniflame.co.jp
06. 抜群の強度でダッチオーブン料理もできる「LOGOS the ピラミッドTAKIBI」。
LOGOS「LOGOS the ピラミッドTAKIBI M」 ¥8470
もともと定番の焚き火台として人気の高かった「LOGOS(ロゴス)」のピラミッド型焚き火台がリニューアル。コスパの良さはそのままに、2018年に登場したのがこの「LOGOS the ピラミッドTAKIBI」。
付属のゴトクは、井の字型にクロスすることで抜群の強度を実現。オプションなしのこれ一台だけでダッチオーブン料理が楽しめる。さらに、付属の串焼きプレートを使って魚の串焼き料理もできてしまうのは、ロゴスらしい便利機能だ。
【SPEC】
サイズ:縦36cm×横35cm×高さ22cm
収納サイズ:縦35cm×横19.5cm×高さ7cm
重量:2.2kg
素材:ステンレス、スチール
付属品:本体、焚火ゴトク(串焼きプレート付)、ワイヤーロストル、収納バッグ
(問)ロゴスコーポレーション・コンシューマ係 tel:0120-654-219 www.logos.ne.jp/
07. ブラックカラーが新鮮な「CSブラックラベル ヘキサステンレスファイアグリル」
キャプテンスタッグ「CSブラックラベル ヘキサステンレスファイアグリル」 ¥9350
コストパフォーマンスに優れるアイテムを取り揃える「CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)」。2018年にスタートした黒に統一されたギアシリーズ「ブラックラベル」の焚き火台がこれ。
ブラックカラーがキャンプサイトの印象を引き締めるこの焚き火台は、スタイリッシュな六角形の形状なので多人数で囲みやすく、安定性にも優れる。また、10インチのダッチオーブンがすっぽり入るのも嬉しい。標準装備で焼網も付属していて、バーベキューコンロとしても使える。
【SPEC】
サイズ:縦41cm×横47.5cm×高さ30cm
収納サイズ:縦47cm×横57cm×高さ6cm
重量:3.8kg
材質:ステンレス鋼(本体、底板)、鉄(焼き網・スタンド・目皿)
(問)キャプテンスタッグ tel:0256-35-3117 www.captainstag.net/
高コスパな焚き火台は、シンプルで使いやすいものが多数。
コスパが良い焚き火台は、特殊な素材を使ったり複雑なギミックを搭載したりして非常にコンパクトになるというアイテムは少ないものの、構造がシンプルで使いやすいアイテムが多い。その分、お財布にやさしいだけでなく、ユーザーフレンドリーなアイテムも多く、定番アイテムとして長年にわたって愛されている焚火台も多いのが特徴と言えそうだ。
ちなみに焚き火台といえば、ソロキャンプにぴったりのコンパクトなアイテムをまとめたこちらの記事も、併せてチェックしてみては?