ギアホリックたちの、フェイバリットギア。#6(ビブラント 代表取締役 石角直樹さん)

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キャンプ道具を揃えていくと、誰もが「コレは!」と思うアイテムに出会うものだったりしますよね。日頃からギア選びに余念のないキャンプ好きの目利きたちに、そんなとっておきを教えてもらいましたので、参考にしてみてください!! 

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ギアホリックたちの、フェイバリットギア。

石角直樹/ビブラント 代表取締役

アウトドアブランドの商品企画や、各種イベント、ワークショップなど、キャンプ用品に携わり続けて34年の大ベテラン。現在はヴィンテージランタンをメインに、アウトドア用品を扱うビブラントの運営が主軸。

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メンテナンスを続けて愛情を注ぐアメリカンヴィンテージな道具。 

人気の定番品から、なかなか手に入らない希少なものまで、あらゆるヴィンテージランタンが一堂に会するショップ、ビブラント。このショップを立ち上げた石角さんは当然目利きのオーナー。特にランタンに関する嗅覚はピカイチ。アメリカ製品を愛し、自身のキャンプスタイルに余すところなく取り入れている。

石角さんのこだわりは、道具が古くなってもメンテナンスして使い続けること。手持ちのギアも、最新のアイテムは少ないのだとか。日頃から丁寧に磨かれた、石角さんの珠玉のラインナップをご紹介しよう。 

コールマンのL228

一見、228モデルと変わらないデザインに見えるが、よく見るとバルブとジェネレーターが斜めに取り付けられているというちょっと 変わったモデル。その仕様から通称“スラント”とも呼ばれている。 

ヘインズのゲニオール150cp

かつてペトロマックスの製造も担っていた、いまはなきドイツのランタンメーカー、ヘインズ。 中でも名品と呼ばれるのがゲニオールシリーズで、150cpは小ぶりでかわいらしい作りが魅力。 

シアーズのテッド・ウィリアムス

当時、メジャーリーガーで打率4割を誇るバッター、テッド・ウィリアムスが“シアーズ”に作らせたもので、生産数が少なく希少なモデル。大きく特徴的なベンチレーターは、228Eモデルがベース。 

コールマンの243A

1940年6月製。同時期に販売されていた242モデルの姉妹品。ネイビーで統一されたカラーリングや、 雲母でできたストレートグローブなどのデザインが特徴。通称“シルクハット”と呼ばれている。 

ホールマークのトレーラー

堂々たる存在感を放つアメリカ製のカーゴトレーラー。石角さんはギアを積みっぱなしにしておいて、キャンプに行く時は愛車で引っ張っていくスタイル。車体にはビブラントのロゴ入り。 

フェニーズのブラスタートング

火かき棒と薪バサミが一体化した、使い勝手のいいアイテム。トングの先端から吹き出し口まで少し距離があるため、灰をいじったり、砂浜に刺したりしても、詰まりにくい仕様になっている。 

チャムスの焚き火台

チャムスから発売された焚き火台。フロントにブービーフェイスロゴを配し、炎で浮かび上がるデザインになっている。特徴的な四角いボディは薪が組みやすく、簡単に火が起こせる仕様。 

ハイコーキの18Vコードレスラジオ

ブルートゥースが搭載されているため、スマートフォンで好きな音楽もかけられるコードレスラジオ。工具と同様のバッテリーが使える仕様。DIYなどを楽しんでいるヒトに最適なアイテム。 

コールマンのLEDランタン

テント内で使用するならLEDランタンがうってつけ。柔らかな光が、夜の時間にちょうどいい。「10年前、ビブラントを始めた時 に、お客様にプレゼントしてもらいました。お店のロゴ入りです」。 

コールマンの2ガロンジャグ

軽くて容量の大きいウォータージャグは多いが、置いていて姿のいいものは案外少ない。これは見た目もよく、ステンレス加工で冷気を逃さない。「相当使い込みましたが、まだまだ現役です」。

 

Photo/Takuma Utoo, Chie Kushibiki, Kenji Yamada

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GO OUT編集部
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