フォルクスワーゲンの大人気コンパクトSUV、「T-Cross」が全方位進化。

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2019年の欧州デビュー以来、全世界でベストセラーを記録しているコンパクトSUVの「T-Cross」が、この秋マイナーチェンジ。高評価を受けている商品特徴を全方位でブラッシュアップし、ますますジャストフィットな1台になりました。

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ニッポンにジャストサイズなSUVのポジションは、ますます盤石。

デビューから3年連続で輸入SUVカテゴリーのナンバーワンを獲得している「T-Cross」(ちなみに去年はフォルクスワーゲン兄弟車のT-Rocが第1位)は、ハッチバックの定番人気モデル、ポロのSUV版といえる位置づけのコンパクトSUVです。

そのマイナーチェンジモデルは、ライト類やバンパーのデザインを中心にエクステリアを刷新しました。

前後バンパーのシルバースキッドプレート、厚みのある無塗装サイドパネル、標準装備のルーフレールがSUVらしさを主張。
カメラで前方を検知してLEDの照射範囲を最適に制御するLEDマトリックスヘッドライト、IQ.LIGHTを初採用。
エンブレムに沿って新形状グリルの左右に渡るサイドバーにはLEDライトが仕込まれており、ライトとともに点灯する。
エクステリアの刷新を象徴するのがリアに装備したX(クロス)と3Dデザインが目を引くLEDテールランプ。左右をつなぐライトもあり、光が流れるように点滅するウインカーも採用。
グレードTSI Styleに標準装備のホイールは17インチ。こちらの撮影車両はR-Line標準装備の18インチを特別に装着。
TSI Style、R-Lineはシルバー、TSI Activeはブラックのルーフレールを標準装備。

インテリアも質感を向上し、最新の運転視線システムを標準装備。

インテリアも細部までブラッシュアップすることで質感を向上、トラベルアシストの運転支援システムを標準装備するなど、全世界でのベストセラーモデルに違わぬ全方位の正常進化がなされています。

タブレット型ディスプレイ、デジタルメータークラスター、beatsサウンドシステムなどを搭載したコックピット。
メーターディスプレイは大型10.25インチ液晶を採用したデジタルメータークラスター、Digital Cockpit Pro。マップ、アシストシステムなどの表示切り替え可能。
モダンなタブレットスタイルの9.2インチ独立型ディスプレイを新採用。
ACCとレーンキープアシスト複合の全車速運転支援、レーンチェンジアシスト、プリクラッシュブレーキシステム、駐車支援システムなど先進の安全運転支援システムを搭載。
人気のオーディオブランドBeatsのプレミアムサウンドシステムを搭載し、チカラ強い低音とクリアな高音域を楽しめる。現在放送中のTVCM「T-Cross Life with AiNA THE END」編では、アイナ・ジ・エンドが楽曲「Poppon’Run」を書き下ろし。
ダッシュパネルにソフト素材を取り入れるなどインテリアの質感も向上。
シートヒーターを備えた前席。
後席はスライド機能付き。
ラゲッジスペースの容量は通常455L、最大1281Lでフロア下にも十分なスペースあり。

新色が追加され、ますます多彩になったボディカラーも魅力。

遊びゴコロを象徴するカラフルなボディカラーも新色を追加して変わらぬ魅力をアピールし、取り回しのよさや1Lターボエンジンと7速DSGを組み合わせた、低燃費で軽快な走りも健在。

撮影車両は中間グレードのTSI Style。そのほかエントリーグレードのTSI Active、専用エクステリアやシート、18インチホイールを標準装備したR-Lineも展開。【SPEC】全長4140×全幅1760×全高1580mm ホイールベース2550mm 車両重量1260kg 1.0L TSI 直3ターボエンジン 最高出力85kW(116ps)/5500rpm 最大トルク200Nm(20.4kgm)/2000-3500rpm 7速DSG 駆動方式FF 燃料消費率WLTCモード17.0km/L 車両本体価格329万9000円〜

女性ユーザー比率が約半分ということにも配慮した丁寧なマイナーチェンジとなっているので、ニッポンの道路事情に適したジャストサイズなコンパクトSUVとしてのポジションはますます盤石なものになりそうです。

Photo/Kenji Fujimaki

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GO OUT編集部
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