キャンプがもっと快適に!? クルマを駆使したこだわりテントサイト7例。

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04. ポップアップルーフ&オーニングテントで抜群の居住性を実現。

フォルクスワーゲン ワーゲンバス/ヨッシーさん、ゆみゆみさん、erinちゃん

「ハッピーで楽しい気分になれる黄色が好き」というキャンプ歴20年のヨッシーさんは、1976年製のウェストファリアを活用した車中泊スタイル。5年間かけて黄色のボディーのものを探し、やっと手に入れたというウェストファリアは、エンジンルームのアルミを削り落としてピカピカにするなど、手入れは怠らない。

車内とテントが連なったシームレスな空間。白い箱やオリーブ色の二つの箱にはランタンと灯油を収納。カーミットチェアは<アイアンハート>のデニム生地で張り替えている。
寝転がって読書をしたり、お昼寝のときに使っているポップアップルーフ部分。十分な高さがあり、横にハンガーもかけられるので、車内で立ったまま着替えをするときに役立つ。

 


05. 同系色のクルマとギアで統一感のあるテントサイトを展開。

スズキ エブリイ/ファーロさん

雑貨屋や花屋の店内ディスプレイを参考にサイトを作りこんだというファーロさんは、キッチンスペースのタープにクルマを活用したスタイル。ウッドギアやコットンテントなど、クルマのカラーリングとよくマッチするナチュラル系のアイテムが揃い、統一感のあるテントサイトを披露している。

実は<スズキ >のエブリイというクルマ。 顔部分をワーゲンバスに似せて作った被せ物をするだけ。 ロゴはメッシュに なっており、エンジンの熱を逃がすために付けている。

 


06.  クルマとオーニングテントで確保した広々居住スペース。

トヨタ ハイエース/マサトシさん、クミコさん、アンナちゃん、リサちゃんコウタロウくん

長距離移動にも最適なハイエースを、アウトドア仕様にアップデートし、移動手段である車を上手に活用。連結したオーニングのなかはラグを敷いて前室にした。天候次第では荷物置場になるので、雨の心配もない。

クルマに取り付けたオーニングは<スーリー・オムニスター>。 専用の幕は、オーニビング専門のショップで購入したという<ミミエ>のオーニオングテントを愛用している。キャンプはもちろん、ピクニックなどに行くときにも活躍するこのオーニオング、クルマの空間を延長する感覚で使えるので非常に便利なんだとか。
後部座席はフラットにして、就寝スペースに。「マットレスを敷 いています。 パイプでフレームを組み、上下のスペースを確保。 下段は荷物置場を作りました」。

 


 07. ルーフに築いた、入手困難な屋根裏部屋。

トヨタ FJクルーザー/OSA さん

ワイルドな見た目と過酷な路面環境でも、ものともしない走行性能で人気のFJクルーザー。

そのルーフにドッキングさせたのは、人気アウトドアブランド〈ポーラー〉のテント。キャンピンカーまでの装備は必要ないという方には、ちょうどいい選択肢のひとつ。日本では正式に発売すらされておらず、代理店を通じて直接購入したんだとか。日本では なかなかお目にかかれない珍品だ。

マットレス付きのテント内部は、ふかふかの寝心地で、大人2人が余裕で寝られる広さ。 OSAさんは、家から掛け布団や毛布を持ち込んで使っているのだとか。入り口を含め、計4つの窓が付いているので、全開にすれば気持ちのよい風が吹き抜ける。

 

  • Photo / Kenichi Sugimori、Shouta Kikuchi、Takamasa Sasai、
  • Akiko Fukuda、Chie Kushibiki
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GO OUT編集部
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