スバルは11月11日、新型小型SUV「REX(レックス)」を発表した。税込車両価格はスタンダードモデルの「G」が182万円、上級の「Z」が217万1100円で、駆動方式はいずれもFF。なお、新型レックスはダイハツからのOEM供給モデル。つまり、ダイハツ・ロッキー、トヨタ・ライズとの兄弟車である。
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1.2ℓ直列3気筒エンジン+CVTを搭載。WLTCモード燃費は20.7km/ℓ
スバルは11月11日、新型小型SUV「REX(レックス)」を発表した。税込車両価格はスタンダードモデルの「G」が182万円、上級の「Z」が217万1100円で、駆動方式はいずれもFF。なお、新型レックスはダイハツからのOEM供給モデル。つまり、ダイハツ・ロッキー、トヨタ・ライズとの兄弟車である。
レックスのネーミングが復活した。社名が富士重工業だった1972年から1992年までの20年間、3世代にわたって販売された経緯を持つ旧レックスは、3/5ドアハッチバックの軽自動車だった。1992年に後継車ヴィヴィオが登場したことによって生産終了したが、このたび、小型SUVにその名が受け継がれた。
新型レックスは、普段の街乗りからちょっとした遠出まで、シーンを選ばず安心してドライブを愉しめる、スバル初の小型SUV。最小回転半径5.0m(※)の取り回しの良さを実現しながら、人や荷物もしっかり載るパッケージングに、最新の先進安全機能「スマートアシスト」をはじめとした安全装備を充実させるとともに、出足のスムーズな加速感と低燃費を両立させた1.2ℓ直列3気筒エンジン(87ps/113Nmを発揮)を採用した。
※17インチタイヤを標準装着するZグレードの値。Gグレードは4.9m(16インチタイヤを標準装着)
スタイリングは、全長3995×全幅1695×全高1620mmのコンパクトボディでありながら、大きく張り出したフェンダーや大径タイヤなどによって、SUVらしいアクティブさと頼もしさを強調。力強い存在感が表現されている。ボディカラーは全9色を設定。Zグレードにはコントラストが目を引く2トーンカラーも2色設定された。
室内は、後席の頭上空間や座面形状の工夫によりコンパクトなボディでありながら広々とした空間を実現。荷室スペースは大容量空間を確保。大型サブトランクや上下2段調節式カーゴボードの活用により様々なシーンに合わせた使い方が可能だ。
インテリアデザインは、アクティブな印象の空間設計とし、フロントシートを中心に赤い加飾をあしらうなどして、スポーティに仕立てられている。
走行性能では、軽量高剛性ボディと新開発のサスペンションの組み合わせにより、優れた操縦安定性やマイルドな乗り心地を実現。また、軽量かつコンパクトな1.2ℓエンジンとCVTの組み合わせによって、力強くスムーズな発進時の加速と低燃費(WLTCモード20.7km/ℓ)を両立させ、日常使いでストレスのない快適な走りを可能とした。また、SUVならではの充分なロードクリアランスを確保(最低地上高は185mm)することで、様々な路面状況に対応する。
安全性能では、後方確認をサポートするブラインドスポットモニターとリヤクロストラフィックアラートを採用(Zに標準装備)した最新の「スマートアシスト」を装備することで、高い予防安全性能を実現。また、2019年度JNCAP衝突安全性能評価でファイブスターを受賞したボディを採用するなど、衝突安全性能も高められている。
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