キャンプ場に見かける、おしゃれでかっこいいキャンプサイトの隣を見ると、クルマも同じくかっこいいなんてことはよくあるハナシ。外遊びの上級者達はキャンプギアだけでなく、クルマにも機能であったり、見た目であったり、並々ならぬこだわりを発揮している。
今回は、キャンプ場で見つけた只者じゃないクルマをご紹介。なかでも、アウトドアでは定番車種のSUVでありながら、なかなかお目にかかれないレアなSUVをピックアップした。
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【’92 TOYOTA/LAND CRUISER 80】純正ボディカラーを活かし、クラシックスタイルに。
OWNER:フダウチ/会社員
人気のランクル80の中でも、フダウチさんの乗るこちらは、92年前期のみ展開していた希少な純正カラー。「どうしてもこの色が欲しくて1年間探し続けました」。地元のローカルカー雑誌でたまたま掲載されているのを見つけてすぐに連絡をとったそう。
「アメリカンチックに仕上げたかった」と、シルバーのラックやバンパー、イエローに塗ったコーナーマーカーなど、車体の色と相性を重視したカスタムも絶妙だ。
【’22 UAZ/HUNTER】オーバーランダー仕上げのタフ仕様なロシア産SUV。
OWNER:尾崎旭/Rob Snow代表
ロシアメーカー「ワズ」の小型SUV。 オーナーの尾崎さんが「まわりのヒトとカブらないのが購入の決め手です」と言うほど、なかなかお目にかかることのない車種だ。
「POLeR(ポーラー)」のルーフトップテントや、「DARCHE(ダーチ)」のサイドオーニング、 タイヤに取り付けて使うアウトドアテーブルなど、クルマ中心のキャンプを展開できるようにカスタム。タフなオーバーランダースタイルに仕上がっている。「ルーフラックはテントを装着するために、D.I.Yで後ろ半分を改造しています」。
【’95 LAND ROVER/DISCOVERY 1】初代レンジのDNAを継ぐ、四角いボディの希少車。
OWNER:9103_charai_fam/会社員
ファミリーキャンパーの9103_charai_famさんが乗るのは、ランドローバーは初代ディスカバリー。ドアハンドルやウインドウなど、一部パーツに初代レンジローバーのものが流用されているという珍しい車体だ。
リア部分の天井が高くなっており、後部座席の乗り心地は快適とのこと。「リアの天窓では、星空を眺めることができます」。
スペアタイヤに装着されているのは、トラッシュルーという外付けのゴミ入れ。ゴミの運搬はもちろん、薪を運ぶ際にも便利でキャンプで大活躍するアイテムだ。
【’21 LAND ROVER/DEFENDER110】白と黒のツートンカラーが好印象なハイスペック車。
OWNER:佐令井誠/会社員
シープ・ラングラーから乗り換えたのは、白黒のツートンカラーでクールな仕上がりの新型ディフェンダー110。カラーリングやフォルムまで、見た目が気に入って購入されたとのこと。
オプションで取り付けたエアインテークが、見た目のアウトドア感をさらに向上させている。
もともとSUVには乗り慣れていた佐令井さんだが前の車と比較するとかなり乗りやすくなったそう。「乗り換え後の乗り心地は期待以上で大満足です」。
Photo/Taizo Shukuri