トーヨーのSUV用タイヤ「オープンカントリー」が、サイズ展開を拡充。

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トーヨータイヤはこのほど、SUV用タイヤブランド「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」シリーズにおいて、「オープンカントリーA/T EX(エーティー イーエックス)」および「オープンカントリーR/T(アールティー)」に新サイズを追加し、9月より順次発売すると発表した。

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新たに追加されたサイズはオープンカントリーA/T EXが205/65R16 95H、オープンカントリーR/Tは165/60R15 77Q。

トーヨータイヤは、SUV用タイヤブランド「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」シリーズにおいて、「オープンカントリーA/T EX(エーティー イーエックス)」および「オープンカントリーR/T(アールティー)」に新サイズを追加し、9月より順次発売すると発表した。

オープンカントリー・シリーズは、SUVをターゲットとしたトーヨータイヤの主力ブランド。同社は、世界でも過酷なオフロードレースといわれている「ダカールラリー」や「BAJA 1000」などの国際レースに参戦し、その経験によって得られた知見を商品開発にフィードバックしている。レースで培った高い基本性能とアグレッシブなパターンデザインは、大型SUV車両が抜きんでて普及している北米市場で高い評価を受けている。

SUVは依然として人気が高く、同カテゴリの新車販売台数は増加を続けている。同社はこれまでSUV市場の拡大に合わせて、ユーザーのニーズに応えながらオープンカントリー・シリーズのサイズ拡充を行なってきた。今回のサイズ拡充では、デザイン性を追求するユーザーから好評を博している、タイヤサイド部のブランド名や商品名を白い文字で立体的に表記した「ホワイトレター」を採用したサイズが追加。

オールテレーン(※1)タイヤの「オープンカントリーA/T EX」ではコンパクトタイプのSUVを、ラギッドテレーン(※2)タイヤ「オープンカントリーR/T」ではクロスオーバータイプの軽自動車をターゲットとしたサイズをそれぞれのラインナップに加え、対象車種の拡充が図られた。
※1オンロード中心でありながらオフロードとのバランスも重視した全地形型を意味する。
※2「でこぼこのある」「ごつごつした」「起伏のある」地形や路面に対する特化性能を持つことを意味する。

オープンカントリーA/T EXは、ミドルクラスのSUVをターゲットに、純正サイズを中心としたラインナップでユーザーニーズに応えた「オールテレーンタイヤ。舗装されていない泥濘地などのオフロード重視ではなく、一般道や高速道路などのオンロードでスマートに走り抜けることを考慮した、スタイリッシュなトレッドパターンを採用している。また、サイド部にはブランドロゴとタイヤのパターン名を白文字で立体的に表現したホワイトレターを採用し、デザイン性が重視されている。今回追加されたサイズは「205/65R16 95H」。

一方、オープンカントリーR/Tは、オフロードにおけるトラクション性能と、オンロード走行に求められる耐摩耗性能や走行安定性を高い次元で両立させたタイヤだ。

不整地や泥濘地の走行に強みを持つ「マッドテレーン」タイプと、オンロード中心でありながらオフロードとのバランスも重視した全地形型「オールテレーン」タイプの中間を充足する、同社が他社に先駆けて採り入れた新しいジャンル「ラギッドテレーン」のパターンデザインを採用。そのユニークな商品コンセプトによって「2016年度グッドデザイン賞」を受賞。

また、クルマ好きのユーザーから好評を得て、ヤフーが運営する自動車専門SNS「みんカラ」の「PARTS OF THE YEAR(パーツオブザイヤー)」のタイヤ(SUV/4X4)部門で、2020年上半期から2022上半期大賞まで、5期連続1位を受賞している。今回追加されたサイズは「165/60R15 77Q」で、10月に発売される予定だ。

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GO OUT編集部
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