コールマンとコラボした三菱「デリカミニ」の新作も展示。「デリカミニアウトドアフェス」にカスタムモデルが大集合!

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2023年4月8日(土)、デリカミニの発表に合わせて東京都昭島市のモリパークアウトドアビレッジで発表イベントが開催された。

アウトドアイメージを強く打ち出すデリカミニだけに、キャンプシチュエーションでの車両展示やステージイベントに加え来場者が参加できるワークショップ、クライミング体験、そして三菱おなじみの急坂登攀道場体験など、コンテンツは盛りだくさんだった。カスタム車やアクセサリー装着車も展示され、デリカミニの可能性をアピールした。

2023年4月6日に三菱自動車本社ショールームで発表会があったのに続いて、一般来場者を迎えての発表会が2023年4月8日(土)に東京都昭島市のモリパークアウトドアビレッジにて開催された。

アウトドアビレッジはいろいろなアウトドアブランドショップが軒を連ねるほか、広いイベントスペースもありそこにデリカミニとそのカスタムモデルを多数展示。さらに来場者も参加できるコンテンツも用意するなど、「DELICA MINI OUTDOOR FES」と銘打って家族で楽しめる発表会という珍しいイベントになっていた。

広場にはデリカミニに加えデリカD:5も展示。テントを設営し、キャンプイメージを打ち出す。クライミング体験やフードトラックなどもあり、クルマだけでない楽しみが満載。入稿無料で、アウトドアショップのショッピングがてらにも楽しめる。
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三菱といえばコールマン! 初登場の新コラボモデルがお目見え!

アウトドアファンの強い支持を得る三菱SUVだけに、アウトドアブランド「Coleman(コールマン)」とは長らく密接な関係にあり、イベントやグッズでもコラボすることが多いのはよく知られている。
2023年1月13日(金)〜15日(日)に千葉県幕張メッセで開催された「東京オートサロン2023」の三菱ブースでデリカミニの実車が初めて登場した際にも、早速コールマンとのコラボカスタムモデルも展示されたほど。

今回のイベントでは、オートサロンに展示されたコールマンコラボモデルももちろん展示。コールマンの店舗があるアウトドアビレッジの入り口近くの「出会いの広場」でイベント開催をアピールしていた。

アウトドアビレッジ「出会いの広場」に東京オートサロン2023のコールマンコラボモデルが展示された。デリカミニの左側がコールマンの店舗だ。

そしてこのイベントで初お目見えとなったコールマンとのコラボモデルがある。これまでのシックなベージュカラーに対して、ミツビシとコールマンのコーポレートカラーであるレッドがベースになっており、来場者の注目を集めていた。
外観はお馴染みのランタンマークを大きくあしらっただけでなく、ベージュカラーのモデルと同様にルーフラックを設置。純正と同サイズ(165/60R15)のTOYO OPEN COUNTRY R/Tを、ボディカラーに合わせたブラック×レッドで塗装したホイールに装着していた。

来場者もコールマンとのコラボモデルに興味津々。めいめいに座ってみたり荷室をチェックしてみたり、デリカミニをチェックしていた。

インテリアも同様に、車中泊用のベッドキットこそ装着されていなかったが、サイドストレージパネル、ルーフストレージパネル、リヤゲート荷掛けバーなどのユーティリティ装備が装着されていた。しかも、今回のコラボカラーに合わせてレッドで揃える作り込みようだ。

荷掛けバーとルーフストレージパネルを渡すバーもレッドで揃える。

ノーマルはもちろんメーカーカスタムを一気にチェックする機会!

今回のイベントでデリカミニはノーマル1台と5台が展示された。レッドのコールマンコラボモデル以外は東京オートサロン2023などで展示されているが、純正アクセサリー装着車は4月6日の発表会で登場しているため、一般の来場者は初めて実車を目にすることになる。それらが一気に、まとめて見ることができるのだからなんとも嬉しい計らいだ。

広場に展示されたノーマル。
Active Tone Styleも広場に。
Wild Adventure Styleはステージ。

4月6日の発表会で展示された純正アクセサリー装着車である「Active Tone Style」は、広場に展示されたということもあり特に注目を集めていた。また、「Wild Adventure Style」はステージに展示され、ステージイベントではゲストも大いに盛り上がっていた。

また、招待者限定エリアには東京オートサロン2023で注目されたカスタムコンセプトモデル「SNOW SURVIVOR」もデリカミニとデリカD:5の両車が展示された。

招待者限定エリアに展示されたデリカミニとデリカD:5の「SNOW SURVIVOR」。デリカミニはデリカD:5と並べても引けを取らない存在感を示している。

三菱×コールマンらしい参加型コンテンツ

もちろん、クルマを見るだけがこのイベントの魅力ではなかった。来場者の参加型コンテンツも用意されており、それが実に三菱、コールマン”らしい”内容なのだ。
三菱はお馴染みオフロードキットによる同乗体験走行。キットによって作られた凸凹道を走り、最後には最大斜度45度の激坂を登る! しかもデリカD:5で! これだけの走破製を持つミニバンはおそらくデリカD:5だけだろう。

最大斜度45度に達する4WD登坂キット。ちなみに国道(308号)としては日本一急な坂と言われる大阪府〜奈良県間の暗峠は最大斜度が31%=約17度。TVCMで有名な「べた踏み坂」が6.1%=約3.5度だ。
この傾斜は20度。タイヤが浮くような状況でもデリカD:5は問題なし。
アプローチアングル、デパーチャーアングル、車高も十分で、このような状況でも”亀の子”にはなりにくい。

コールマンといえば、やはりトレードマークのランタン。ワークショップでは「ダンボールクラフトランタン」作りが開催されていた。その名のとおり、ダンボールでランタンを組み立て、好きなようにデコレーションして自分だけの一品にすることができ、ファミリーに大人気だった。

先着500名で、ファミリーやカップルなど多くの来場者が参加した「ダンボールクラフトランタン」ワークショップ。
人気投票でオリジナルグッズが貰える特典も。
出来上がるとなかなか立派なサイズに。

キャンプガチ勢も納得! スペシャルゲストトークショー

ステージイベントでは商品企画責任者・藤井康輔氏が登壇し、改めてデリカミニの魅力を伝えた他、4月11日より放映される新CMも発表・先行上映された。さらに、そのCMに出演する水川あさみさんも登場し、デリカミニや自身のアクティビティについて語るなど大いに盛り上がった。

ゲストは水川さんだけにとどまらず、バーベキューをこよなく愛する日本で唯一のBBQ芸人・たけだバーベキューさんと、年間80泊するほどキャンプを愛するキャンプ女子・森風美さんが登場! それぞれのキャンプスタイルの視点からデリカミニの魅力を語った。しかも外観だけでなく車内もチェックするほどで、 かなりの好印象だったようだ。

二人ともヘビーなキャンパーということもあり、チェックも厳しい、掃除しやすい素材のシートやラゲッジルームの表皮はいずれも好感触。リアルなユーザーの視点だ。
後席の広さ、何より帽子を被っていても気にならないヘッドスペースの広さは魅力と語るたけだバーベキューさん。
荷物多めキャンプ女子の森さんは、開口部の広さと乗り降りしやすさ。そして、拡張性に注目していた。

2022年12月の発表から、2023年1月の東京オートサロン2023での実車公開。そこから始まった先行予約で、4月頭ですでに9000台の受注を集めるほど注目されているデリカミニだが、今回のイベントが実車やカスタムモデルに触れる絶好の機会となり、さらに全国のディーラーに展示車・試乗車が揃えばさらにこの台数は加速していきそうだ。

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GO OUT編集部
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