ライフギア的に乗る、達人たちの愛車拝見。#1

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毎日の暮らしでは移動手段だったり、外遊びのフィールドでは頼れる存在だったり、「クルマ」って好きなことを満喫するための道具ともいえる、ボクらのライフスタイルを支える大切なギアのひとつです!!

パーソナルな移動手段としてのマイカー需要が高まっているいまだからこそ、カッコも機能もばっちりな相棒といえる1台を手に入れた、達人たちの個性あふれる愛車スタイルをご紹介します!

Table Of Contents : 目次

アクティブに走りまわれる、幼少期から憧れの1台。(’92 ROVER MINI COOPER)

OWNER:根本了慈(釣り人)
購入:2017年/個人売買

一般名詞でもある“ミニ”と名付けられた往年の名車。自動車メーカーの吸収合併などを繰り返し、さまざまなブランドから輩出されたモデルでありながらも約40年に渡り、風貌を変えずに作られ続けてきたのは、世界的に愛されてきたフォルムである証。なかでもミニクーパーはスポーティに仕上げられた1台だ。

「いつか乗ってみたいと幼少期から憧れていたクルマで、購入してからかれこれ5年ほど乗っています。都内をテキパキと走るのは最適すぎるサイズ。またボディに対してパワーもあるので、長距離ドライブも楽しんでいます」。

ハの字型に開閉するリアウインドウが手動というのもクラシック。

ランクル80からミニクーパーに乗り換えたという根本さん。大型SUV車に比べて、居住空間こそ劣るものの、機動力の高さ、操縦感はピカイチだという。ルーフキャリアはジムニー用を自身でカスタムしたもの。

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普段使いから外遊びまで、すべてがちょうどいいサイズ感。(’15 SUBARU XV)

OWNER:横山 慧(アウトドアショップスタッフ)
購入:2015年/ディーラー

地元の岐阜県で家具職人だった頃に新車で購入したスバルのXVは、アウトドアショップのスタッフに転職した今でも、休日の登山やキャンプで大活躍している。「持っているテントを全部積み込んで、フィールドに合わせて設置しています。リアシートを倒すと荷物がすべて収まる、サイズ感がちょうどいいんですよ」。

もともとドライブ好きだという横山さん。なんと走行距離は6年間で10万kmを超えた。「最近は山深い場所に出かけることも多く、狭い山道など悪条件での走行でも、路面をしっかりとらえるAWDは頼りになりますね」。

荷室にはいつもキャンプ道具が満載。

XVにとても思い入れがあるという横山さん。カスタムも気になるがもうしばらくは、この姿を楽しみたいそう。「デザートカーキは、いまではラインナップしていない色なので、大切に乗っていこうと思ってます」。

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キャンピング仕様の商用バンを、おしゃれにセリフリビルド。(’07 MERCEDES-BENZ SPRINTER)

OWNER:田島直哉(cardrobe! 代表)
購入:2021年/カードローブ

クルマのセレクトショップ、カードローブを展開する田島さんが、最近プライべートでD.I.Y. を楽しんでいる1台が、メルセデスの商用車、スプリンター。「キャンピングカー仕様のモデルをべースに、ジブンで内装をリビルドしました」。

ベッドとシンク&コンロ一体型のシステムキッチンを新設。ほぼワンルームのような雰囲気なので、ワークスペースとしても重宝しているとか。「このクルマで商談をすると、みなさん居心地のよさに驚かれます。同じ仕様のオーダーをいただいたこともあるので、営業車としても優秀ですね(笑)」。

純正のテーブルが小さかったため、ひとまわり大きなウッドテーブルを自作。さらに後方にはベッドも常設。

べースが商用バンということで、働くクルマのオマージュ的にストライプ柄をサイドにプラス。「キャンピングカーとしてはロールーフなのでミニマルだけど、日常でも乗るならこれくらいのサイズ感がべストです」。

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キャンプもドライブも楽しめる、ホンキで遊べる働くクルマ。(’05 TOYOTA PROBOX)

OWNER:原田裕介(a.k.a GUNSO/PLAYWORK ブランドディレクター)
購入:2020年/専門店(RVファクトリー)

日本の働くクルマ代表のプロボックスを、ガチで遊べる1台に仕上げた原田さん。「もともとドライブが好きなのでMT車を探していたんですけど、極上の掘り出し物がオークションで見つかりました」。

元々ネイビーだったボディを、FJクルーザー純正色のベージュにオールペンしてリフトアップするなど、フィールド仕様に大胆カスタマイズしている。「細かいこだわりですが、じつはフェンダーにモールをプラスして3ナンバー登録にしています。税金などは変わらないのですが、これもジブンらしさのひとつかなと思ってます(笑)」。

ハンドルはナルディをチョイス。タコメーターを追加して、走りの印象をプラス。

プロボックスのなかでもリアシートがしっかりしているワゴンタイプをセレクト。積載量も多く、遊びだけではなく仕事でも活躍している。「フロントグリルはオリジナルをブラックペイントしています」。

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GO OUT編集部
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