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オートビレイ。
ロープを使用したクライミングで一番手軽なのはオートビレイ機を使用する場合です。ハーネスさえ装着すれば、万一落下しても自動巻取り式のビレイ機がゆっくり降ろしてくれます。
オートビレイ以外の場合は、安全を確保してくれるパートナーが必要ですので、1人でルートクライミングを楽しみたい場合は、オートビレイ機があるジムに行くのがオススメです。ただしオートビレイ機はまだまだ珍しい存在です。
トップロープ。
オートビレイの次は少し本格的になってきます。まずはトップロープ。ゴール付近を支点としたロープで安全を確保しながら登るものですが、パートナーがビレイ(確保)する必要があり、ビレイを熟知していなくては出来ません。
ビレイにはATCなどと呼ばれる確保機が必要になるので、登る人はハーネスが必要になり、ビレイする人はハーネスの他にATCや専用のカラビナが必要になります。
リードクライミング。
トップロープが登れるようになってきたら、オリンピックでも開催されるリードにも挑戦してみましょう。これは自分の安全を確保するロープを、壁の途中に付けられているクイックドローというカラビナにかけながら登る競技です。もちろんビレイをするパートナーが必要で、ビレイにはトップロープよりも複雑なテクニックが必要とされます。
壁の種類。
ルート壁には傾斜の違うものがあり、中には90度より奥に傾斜しているスラブと呼ばれる壁もあります。スラブはバランス系の課題が多いので、手が疲れてきたらオススメです。逆に手前に傾斜が付いているものは「かぶっている」などと呼ばれます。
クラック。
外岩を意識したクラックが設置されているジムもあります。手と足をこの溝の中に入れて登っていくので、中級者以上向けとなります。
スピードクライミング。
オリンピックでは3種類のクライミング競技が開催され、総合点で順位が付けられると言われていますが、ボルダリングとリードクライミング、そしてもうひとつがスピードです。
その名のとおり、ゴールまでのタイムを競うクライミングで、オートビレイ機を使用します。スピードの練習ができるジムは、まだまだ日本ではとても少ないのが現状です。
スピードのゴール。
ボルダリングとルートクライミングはゴールを両手で保持しますが、スピードは水泳のようにゴール部分(写真の場合は黄色で囲まれた赤い四角)をタッチすればゴールとなり、ルールに違いもあります。
居心地も◎です。
誰でもずっと登れるワケじゃありませんので、休憩したり、ゴハンを食べたりするスペースも用意されてます。また電子レンジやお湯、足洗い場やシャワールームが完備されているジムもあり、快適に楽しむことができるようになっています。
Text/Tsuyoshi Chiwa
取材協力:クライミングジム ギリギリ
営業:平日 14:00〜22:00 / 土日祝:10:00〜21:00 *定休日:12/31〜1/3
初回登録料:¥1000
レンタル:チョーク&チョークバッグ、クライミングシューズ、ロープ、ハーネス 一律300円
*料金詳細についてはWEBサイトをご覧ください。
tel:042-452-6940
公式サイト:climbing-girigiri.com/
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