先日、幕張メッセで開催された日本最大級のアウトドアイベント「TOKYO OUTDOOR SHOW 2026」。最新キャンプギアや話題のアウトドアブランドが一堂に会するなか、ひときわ多くの来場者が足を止めていたのが、独自性の高いデザインを持つテントを続々展開する、 RATEL WORKS(ラーテルワークス)のブースです。

そこで発見したのが、現在開発中だという新作エアフレームテント 「ZEELE AIR」。実際に担当者から詳しく話を聞くことができたので、その魅力をひと足先にレポートします。
Table Of Contents : 目次
プライベート空間を意識した、独自のシェルター設計。

まず開発コンセプトとして掲げていたのが「プライベート空間の確保」。
特徴的なのは、別売りのサブポールを使用してサイドパネルを跳ね上げた際の構造です。一般的なシェルターはパネルを立ち上げると開口部が大きくなり、外からサイト内部が見えやすくなりがちですが、「ZEELE AIR」はパネルに絶妙な角度がつけられており、外側から内部が見えにくい設計になっています。
オープンな開放感を持ちながらも、しっかりプライベートを確保できる。この絶妙なバランスはとても印象的でした。
エアフレーム構造だからこそ実現できた、圧倒的な居住空間。

「ZEELE AIR」の最大の特徴は、その名の通りポールを使わないエアフレーム構造。通常、大型シェルターやツールームテントで高さを確保しようとするとメインポールが必要になりますが、それによって室内空間が圧迫され、動線が制限されることも少なくありません。
その点、「ZEELE AIR」は空気を注入するエアフレームを採用することで、ポールによる遮りが一切ない大空間を実現。実際のフロアサイズは 340×620cm と、スペックだけ見れば一般的な大型ツールームテントと大きく変わらないサイズ感です。

それでも内部に入った瞬間に「かなり広い」と感じたのは、最高部 280cm という高さのおかげ。縦方向の空間がしっかり確保されていることで、数字以上の広さを体感できます。
こういった自由度の高い空間設計ができるのも、エアフレーム構造ならではの大きなメリットといえそうです。

さらに設営もかなりスムーズで、付属の手動ポンプを使えば約10分で設営完了。さらにテントと同時発売される別売りの電動ポンプ「MULTI PRO PUMP 22psi」を使用すれば約5分で設営できるとのこと。この電動ポンプは一定の空気圧に達すると自動停止してくれるので、空気を入れて放置するだけでテントの立ち上げが可能。
大型シェルターながら、設営負担を大幅に軽減しているのもかなり魅力的です。
設営のイージーさだけでなく、付属品も初心者フレンドリーな点もポイント。高品質の金属製ハンマーや、鍛造ペグ、ハンマーとペグの収納に便利なケース、デイジーチェーン、グラウンドシートまで付属する至れり尽くせりっぷりです。

また、インナーテントを取り外せば、この広大な空間をフル活用できるのもポイント。グループキャンプでテーブルやチェアを並べれば、大きな宴会幕として使うこともできます。さまざまなキャンプスタイルに対応できそうな懐の深さも感じました。
ほぼ全面メッシュ化が可能。蒸し暑い季節もかなり快適そう。

実際に見て「これからの季節に良さそう!」と感じさせたのが、テントの開放感。各パネルを開放すると、ほぼ全面をメッシュ状態にできる構造 になっており、通気性はかなり高そうな印象です。
近年の日本の夏は蒸し暑さが厳しいだけに、これだけしっかり風を通せるのはかなり大きなメリット。春夏シーズンのファミリーキャンプや高温多湿な環境でも快適に過ごせそうです。
遮光コーティングや追加オプションで、さらに快適性アップ。

天井部分には遮光コーティングを採用。強い日差しをしっかりカットしつつも、完全なブラックコーティングではないため、室内に入った際も必要以上の暗さを感じにくい絶妙な仕上がりになっています。
さらに担当者によると、遮光性・遮熱性をさらに高める専用のインナーフライシートも現在開発中とのこと。
加えて、別売りオプションとして ウレタン製の透明窓パネル も展開予定。雨の日でも景色を楽しめるほか、冬キャンプではテント内で暖を取りながら外の景色を楽しめるなど、オールシーズンで活躍してくれそうです。
エアチューブの耐久性も抜かりなし。

フレームに使われるエアチューブには、摩耗やパンクに強いPVC素材 を採用しており、アウトドアでのハードな使用環境もきちんと想定しているそう。
エアフレーム構造というと繊細なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、安心して使えるタフさもしっかり備えていました。
今回展示されていたのは、あくまで開発中のサンプルモデル。製品版では現在ベージュカラーになっているエアフレーム部分がブラウンカラーへ変更されるほか、前後サイドパネルを立ち上げた際にできる隙間も解消され、より一体感のある美しいデザインへとアップデートされる予定とのこと。
“広くてラクで快適”を追求した、ツールームの理想形。

エアフレーム構造による圧倒的な開放感と設営の手軽さ、そして四季を通して快適に使える拡張性まで備えたラーテルワークスの新作。これは今年登場する新作テントのなかでも、かなり注目度の高い1張りになりそうです。
本アイテムは、8月上旬に発売予定。ラーテルワークスの楽天市場並びに、Yahoo!のオンラインストアにて、現在予約受付中なので、これからのシーズンに向けて、シェルターテントを探している方は要チェックです!
(問)RATEL WORKS ratelworks.jp/
