キャンプなスイーツ座談会。甘党キャンパーが絶賛する、激旨スイーツとは?

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キャンプなスイーツ座談会。甘党キャンパーが絶賛する、激旨スイーツとは?

キャンプで料理を楽しんだり、お酒やコーヒーを嗜むように、美味しいスイーツも堪能したい! そんなことを考えている甘党キャンパーが、じつは結構いるらしい……。

ということで、GO OUT WEBの恒例企画、通称『タープ下座談会』の今回のテーマは、「キャンプなスイーツ」に決定!

甘党派の外遊び好き(スイーツおじさん)に集まってもらい、キャンプに毎回持参するお菓子や、オススメのスイーツを聞いてみることに。

左から/三茶のあべ(店舗内装業)GO OUT CAMPの常連グループキャンパーのひとり。アパレル店舗の内装デザインに携わり、元大工の腕前を活かし、本格的な家具を作ることも。秋元祐輝(アウトドアディレクター)アウトドアに関する記事の執筆やコーディネート、ディレクション、プロダクトデザインなどを担う、アウトドア界隈のマルチタスカー。田口“Jackie”岳佳(デザイナー)さまざまなブランドのコンサル業務やプロダクト製作に携わる、アパレル業界の“なんでも屋”。休日はアウトドアパパとして公園デイキャンプを満喫中。

今回の座談会メンバーはこちらの3人。GO OUT CAMPの常連キャンパーのあべさん、アウトドアコーディネーターの秋元さん、休日はマイペースに焚き火を楽しむJackieさん。

みんなコーヒーやお酒と同じくらい甘いモノが大好きで、キャンプや焚き火でもスイーツは欠かせないとか。

Table Of Contents : 目次

まずはお手軽なコンビニスイーツから。

【あべさんイチオシのスイーツ】不二家 カントリーマアム チョコまみれ、ファミマル ブルーチーズ香るチーズカシューナッツ&チーズクルトン、ファミマル ザクザクきわだつクランチチョコ

そんな3人に、今回はイチオシのスイーツを持ち寄ってもらった。まずは「甘いモノはチョコレートが1番好き」という、あべさんのオススメから!

あべ「ボクはコンビニやスーパーで買えるお菓子をメインに持ってきました。気軽に手に入るオススメのスイーツってことで」

秋元「キャンプに行く道中の買い出しで、手に入る系ですね」

あべ「そうです。なかでも『カントリーマアム チョコまみれ』は、毎回必ず買っていきます」

Jackie「わかります!カントリーマアムも美味しいけど、チョコまみれは革命的ですよね」

秋元「確かに、みんな好きかも。そもそもカントリーマアムを嫌いっていう人って……」

あべ&Jackie「見たことない!(笑)」

あべ「せっかくだから食べながら話しましょうか」

秋元「おじさん3人で(笑)」

Jackie「あ、じゃあジブン、コーヒー淹れますよ」

あべ「ありがとうございます」

秋元「いただきま〜す!」

かさばらず、シェアできる、ちょうどいい量。

持ち寄ったお菓子を試食しながら和やかに始まった、スイーツおじさんたちの座談会。タープ下でコーヒーを飲みながら、キャンプなスイーツをテーマしたトークは続く。

あべ「それで最近ハマっているのが、ファミマの『チーズカシューナッツ&チーズクルトン』。特にブルーチーズがオススメです」

秋元「こんなのファミマにあったんですね。ノーマークでした」

Jackie「確かに、このブルーチーズ、めちゃくちゃ美味しい!」

あべ「チョコとかと一緒に、お菓子の棚に並んでいるんですけど、お酒のツマミにもなるんですよ。ワインとかに合うと思います」

あべ「あと登山の行動食にもしている『クランチチョコ』。やっぱりこのサイズ感がいいんですよね。ちょっと足りないかな……くらいの」

秋元「グループキャンプで、全員がちょっとずつ食べられる量ですね」

Jackie「お酒を飲みながら、軽くつまむのにもよさそうです」

あべ「そうなんですよ。コンビニスイーツは、かさばらずに持っていけるこのサイズが、いちばん重宝します」

いろんなアレンジが楽しめる冷凍ワッフル。

【Jackieさんイチオシのスイーツ】Harlow ICE CREAM グルテンフリーワッフル

続いてはジャッキーさんのイチオシを紹介。普段から取り寄せている、お気に入りのアイスクリーム屋さんの銘菓だとか。

Jackie「ボクは和菓子が好きだけど、今日はワッフルを持ってきました。オンラインで買うと冷凍で届いて、常温に戻してリベイクして食べるやつです」

秋元「冷凍なんですか! パッケージかわいいっすね」

あべ「おしゃれですねー」

Jackie「デザインいいですよね。海外製っぽいけど『ハーロウ アイスクリーム』っていう、神戸が本店で、広尾にも店舗があるアイス屋さんが作っているんですよ」

秋元「でも、なんでワッフルなんですか?」

Jackie「ホットケーキは焼くのが面倒だけど、これはちょっと温めるだけで食べられるからラクでいいかなと」

あべ「確かにラクそう。そういえば今日、クラフトコーラの原液も持ってきたんですよ。炭酸水で割るやつ。それ飲みながら食べますか?」

Jackie「いいかもしれない!」

秋元「めちゃくちゃ合いそうですね」

グリルパンで軽く温めるだけで、カリカリに!

まるで女子会のような流れで、楽しそうにスイーツ談義で盛り上がる3人。ちなみにこのワッフルはグルテン&乳製品フリーなので、小麦アレルギーの人でも楽しめるそう。

Jackie「じゃあ、ワッフル温めますね。でも3分くらいでカリカリになりますけど」

あべ「ほんと手軽でいいっすね。しかも1枚の量がグループキャンプにちょうどいい」

Jackie「1箱に6枚入っているから翌朝もいけますよ」

Jackie「ワッフル自体はプレーンな味です。米粉や塩麹で作られているんですよ。それにメイプルシロップをかけます」

あべ「なるほど。それならカロリー的に、罪の意識がちょっと薄く……」

秋元「ならないでしょ!(笑)」

あべ「お、美味いですね! アツアツでサクサク!」

秋元「やっぱり焼きたては美味しいですね。食感が軽いから、結構ペロっていけちゃいますよ」

Jackie「今日はシロップしか持ってきてないけど、ここに女子がいたら、フルーツとかホイップクリームとか乗せるのかも」

秋元「あるあるですね。途中の道の駅で、地元のフルーツとか買ってもいいかも」

あべ「それキャンプっぽい(笑) このクラフトコーラの原液かけてみます? シロップって書いてあるし」

Jackie「新しいですね。ぜひやってみましょう!」

ということで、急遽ワッフルにクラフトコーラのシロップをかけて焼いてみることに。こうした持ち寄った食材で、味変を楽しむのもキャンプならではかも?

クラフトコーラでアレンジ! はたしてお味は?

Jackie「クラフトコーラのシロップ、合いますね! カラメルっぽいけど、ほどよくスパイシー」

秋元「ほんのりと酸味がありますよね。原液にレモンとライムが入っているからその風味かな」

あべ「……これ、生ハムを乗っけたいかも」

Jackie「確かに塩気が欲しい(笑)。スイーツから食事になった感じ」

秋元「ハムとかチーズを乗せるのもありですね。それこそ朝食になる」

あべ「冷凍ワッフル、マジ万能!これはホントに使える!」

秋元「しかも常温で持ってこれるのもいいですね。これ、キャンプ慣れした人ほど、刺さりますよ! みんなラクして食べられる美味しいモノを求めますから(笑)」

あべ「しかもワッフルは、ちょい足しすれば、やった感も出る(笑)。そのアレンジでも盛り上がりますね」

焼きマシュマロが、あの上品なスイーツに?

最後は「とっておきがあるんです」と豪語する、秋元さん。そして手にしているのは大きなマシュマロ。一体なにをするのか?

秋元「いまさら、焼きマシュマロかよ〜って思うかもしれませんが、それを覆すレシピを持ってきました」

あべ「確かに、焼きマシュマロは定番だけど……」

Jackie「焚き火とセットみたいなところはありますよね」

【秋元さんイチオシのスイーツ】Doumak ロッキーマウンテンマシュマロ

秋元「そうです。まずは、そのマシュマロ選びからですが、日本のマシュマロは甘すぎるから、アメリカのロッキーマウンテンマシュマロがオススメです。意外と甘さが控えめなんですよ。昨日、カクヤスで買ってきました」

あべ「まさかのカクヤス!コストコとかカルディじゃないんだ(笑)」

Jackie「それをどうするんですか?」

冷やしたクリームチーズがカギ。

どうやら焼きマシュマロをベースにしたスイーツということで、焚き火台の周りに移動。クリームチーズとココアパウダー、インスタントコーヒーも用意している。

クリームチーズはギリギリまでクーラーボックスで冷やし、ココアとコーヒーは4:1くらいの割合で事前に混ぜておくとか。

秋元「まずはマシュマロを串にさして、ハサミで十字に切り込みを入れます。そして、その間にリームチーズをたっぷり乗せます」
Jackie「おー、結構いきますね……」

秋元「そして焚き火で炙るけど、ポイントはクリームチーズ側は炙らないで、片面だけくこと。理想は半分トロトロ、半分モチモチみたいな」

Jackie「なんか本格的!」

あべ「すでに美味しそう(笑)」

秋元「仕上げに、ココアパウダーとコーヒーの粉をまぶせば完成! このまま、かぶっと一口で食べて、温かいと冷たいをいっしょに味わってください」

おかわりしたくなる、衝撃の美味しさ!

あべ「いただきます。……これティラミスじゃないですか! ヤバい!」
秋元「そうなんですよ。名付けて『ティラミスマシュマロ』です(笑)」

Jackie「……これは美味い! コーヒーも効いてますねぇ。レストランで大きな皿で出てきてもおかしくない(笑)」

秋元「クリームチーズの代わりにマスカルポーネを使ってもいいし、ウイスキーやブランデーをちょい足しするのもありです」
あべ「キャンプで作ったら絶対モテますよ! 次のGO OUT CAMPでやろう。もう1個食べていいすか?(笑)」

Jackie「確かに、おかわりしたくなる美味しさ……。ホント衝撃ですね」

秋元「4人で1袋が無くなりますから(笑)。飽きてきたらハーベストで挟むのもありです」

あべ「抹茶をかけてもいいかも! いろんなパウダーで試してみたくなりますよ」

秋元「いぶりがっことかも、いけそうですよね」

持ち寄りスイーツで、新たなレシピが生まれる?

Jackie「焚き火を囲んで、みんなでワイワイやりながら、いろんなアレンジを楽しむのもキャンプっぽいですね」

秋元「じつは、それが1番の醍醐味だったりしますよね。このレシピも、みんなで持ち寄った食材を掛け合わせて、偶然生まれたんですよ」

あべ「確かに、クラフトコーラのワッフルも今日偶然できたし!」

Jackie「そういの、楽しいですよね。とりあえず、おじさん3人のスイーツ座談会が、ここまで盛り上がるとは思いませんでした(笑)」

あべ「この企画、またやりたいですね」

秋元「また、とっておきを考えておきます!」

あべ&Jackie「ぜひ!(笑)」

今度の週末はキャンプなスイーツで盛り上がろう!

ということで、今回の座談会では、どこでも買える『お手軽コンビニスイーツ』、いろいろアレンジできる『冷凍ワッフル』、焚き火スイーツとしてバズりそうな『ティラミスマシュマロ』が出揃った。

どれもファミリーやグループで気軽に楽しめるものばかりなので、今度のキャンプに取り入れてみては?

今回のように持ち寄ったスイーツを掛け合わせて、新たなレシピを考案するのあり。キャンプなスイーツは老若男女問わずに楽しめる、最高のコミュニケーションツールかも!

Photo/Taizo Shukuri

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Masatsugu Kuwabara
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