男らしさタフさを兼備するヘビーデューティーな軍規格ギア。
まるで要塞のような東ドイツ軍のテントを使用。「二人で使っても余裕のある広さ」とのことで、大きく連結させたこちらのテントを選んだのだそう。1枚でタープにしたり、連結枚数を減らしてシェルターにしたりと張り方のバリエーションも豊富なのだ。
Bafaさん自らファスナーを取り付けて、入口部分を跳ね上げしやすいようにカスタムしている。分厚いコットン生地は、カーキ色に濃いめの黄土色の線がランダムに入った『レインドロップカモ』が主張しすぎず、それでいて個性を出すのに一役買っている。
寝床はテントの片側にシートを敷き、その上にイタリア軍のウールブランケットを掛けてメイキング。軍モノのカバーや蚊帳付きのスナグパックのシュラフなど、サイトに合わせたギアで統一している。
少数精鋭のギアはいずれもオシャレ&使い勝手を考慮したものばかりで、例え不便な場面に直面しても、自分で何とかしてその不便さすら楽しむという考えを持っており、余計なもののないシンプルなアイテムで工夫しながらキャンプを楽しんでいるのが好印象だった!
Photo/Chie Kushibiki Text/Yasufumi Kurayama(RIDE MEDIA&DESIGN) Edit/Yasuo Sato
SPEC
- テント:東ドイツ軍
- チェア:カーミットチェア、ヘリノックス/コンフォートチェア
- テーブル:自作
- シュラフ:スナグパック、ナンガ
- バーナー:スイス軍/ボルケーノストーブ
- クッカー:ロスコ
- ランタン:コールマン/アンレデッド2、フェアハンドランタン、ユーコ/キャンドルランタン
- ジャグ:コールマン