男心を掴んで離さないミリタリーギア。機能性はもちろん、無駄のない洗練されたデザインやオリーブドラブなど無骨な色のアイテムは、部屋に置いておきたい憧れアイテム。だが、一歩間違えると仰々しくなってしまう難しさも。それなら、おしゃれインテリアの達人の取り入れ方を真似することからスタートしてみよう!
Photo/Chie Kushibiki、Takamasa Sasai 、Nobuya Fuke、Tomokazu Sato
Text&Edit/Shiyori Kawamura(RIDE MEDIA&DESIGN
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カラーチェンジで、ミリタリー感を出す。
日常生活の細々としたものを収納しているロッカーは、リサイクルショップで購入。そのまま使用してもいい雰囲気だったが、オリーブドラブ色にペイント。色が変わるだけで、一気にミリタリーテイストがUPするのですぐに真似できそうなワザ。
意外とポップな軍モノアイテムもあり!
十字の描かれたスウェーデンの軍モノのシェルフを、タンス代わりに活用。物々しさもなくすんなり部屋になじむオレンジのカラーリングが特徴的なアイテム。スリムなのにしっかり奥行きがあり、上下の扉の中にはパーティションが2段付くという、抜群の収納力もさすが。
テイストを問わないボックスたち。
小物の詰まったカゴにはエスニック調のカバーが掛かるなど、一見テイストがばらばらだが、シンプルなデザインのミリタリーアイテムとすんなり馴染んでいる。カーキのシェルフやシルバーのコンテナには、子どもの絵本や玩具を収納しているそう。
ウッドテイストは好相性アイテム。
軍モノのメディカルボックスを、ウッドのスツールやテーブルと組み合わせて配置。木目のアイテムとは相性が良いのでおすすめの組み合わせ。隣にちらっと見える缶はキャンプ用のシングルバーナーだったりと、このコーナー全体のテイストを統一しているのもお見事。
グリーンを取り入れ、柔らかさをプラス。
沖縄で見つけたデッドストックのデスクをはじめ、弾薬箱やシェルフなどミリタリー一色で統一されたインテリア。だが極端にイカツくならないよう、植物をプラスしているなどのアイデアが満載。あまり手間をかけないで済む多肉植物を多用している点も、いい参考例だ。
軍モノのクローゼットは、鳥小屋部屋に。
友人から譲り受けたフランス軍のフォールディングキャビネットは、陳列棚として使うショップもあるほどの人気アイテムのひとつ。この収納方法は、鳥かごの収納場所を思案中に偶然思いついたとのことだが、汚れに強い軍モノならではの使用例とも言える。