ロレックスやオメガならユーズドが狙い目。プロに聞く、中古ウォッチのいろは。

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ロレックスやオメガならユーズドが狙い目。プロに聞く、中古ウォッチのいろは。

その魅力は底なし、それでいて、決してとっつきにくくはないことが判明したアンティークウォッチ。少し光が差したところで、じゃあ具体的にどんなモデルを選ぶのがいいの?ということで、「Sweetroad」でも扱っているものを、いくつか紹介してもらいます。

Table Of Contents : 目次

スタンダードな顔が、シーンの垣根を取り払う。

01. OMEGA シーマスター(1966年)

¥98000

「オメガのなかでも、もっともポピューラーなモデルがこれです。綺麗に焼けたオリジナルのシルバーダイヤルが印象的ですが、なにより、オメガを10万アンダーで買えるというのが魅力。無理に背伸びして買った現行品より、そういったものの方が絶対説得力があると思います!」

 

02. OMEGA ジェラルドジェンタ前期型(1968年)

¥118000

「オメガの高級機種。『時計界のピカソ』と評され、あのパテックフィリップのデザイナーとしても知られるジェラルド・ジェンタが手がけたモデルです。ドーム型のプラ風防がなんともいい雰囲気を醸していますよね。

どちらのオメガもスタンダードな顔なので、フォーマルなスタイルにしか合わないと思われがちですが、実はナイロンベルトにも合います。革ベルトの種類によってもかなり印象は変わる。ゴリゴリにアンティークらしいものより、どんなスタイルにもハマるものが、最初の一本としては断然おすすめです」

 

大ぶりのダイバーウォッチでも、国産なら腕に馴染みよい。

03. SEIKO 150mダイバー・セカンド後期モデル(1974年)

¥228000

「世界的に有名な冒険家・植村直己さんが、北極圏12,000キロの距離を走破した際に着用していたモデルです。プロスペックなのはもちろんですが、特に1974年というのは、セイコーが技術投資を惜しまなかった時代。世界基準のクオリティであり、事実、海外でのコレクターも多いんです。

また、人間工学的によくできているのもセイコーならでは。手首に馴染みやすい角度や厚さを緻密に計算して作っている分、着け心地も一級品です」

Sweetroad(スイートロード)

Sweetroad(スイートロード)

場所:神奈川県川崎市幸区南幸町2-21 1F
open:11:00~20:00(月曜定休)
tel:044-544-8177
http://www.sweetroad.com

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Masahiro Kosaka
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