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テラスで味わうモッチモチのピザwithワンちゃん。
1時間ほど遊んだあと、ランチで向かったのは「ドッグラン幸手」から約40分の場所にあるイタリアンレストラン「Pizzeria Ciccio」。地元の人から愛されている名店は、ワンちゃんも一緒に入店可能。
一番人気のメニューはマルゲリータ。トマトソースにモッツァレラチーズ、バジル、パルミジャーノ、そして長時間発酵させたこだわりの生地を、高温の薪窯で一気に焼き上げる。ナポリピッツァ特有のコルニチョーネが大きく膨らんだ厚みのある食感は心地よく、小麦の風味も濃厚だ。
「生地がモッチモチでおいしいですね! 塩味もちょうどいい。犬と一緒に出かけると、ご飯をどこで食べるか事前にリサーチしておかないといけなかったりするんです。そのためにリストも作っているのですが、ここも、そのひとつに加えたいと思います」(猿渡さん)
「たしかに食事する場所は毎回悩むところ。キャンプとか、自分たちで作って食べる分には全然気にしないけど、街中の場合は犬がいるだけでNGのところも結構多いですからね。ここはピザもおいしいし、静かだし、犬にとっても優しい空間です」(森さん)
ドッグランでたくさん走り回ったから、丈三郎もチャロもしばし休憩モード。犬種にもよるけど、ワンちゃんの平均睡眠時間は人間より長く、約12〜15時間らしい。
さて、お腹も満たされたところで、次は近場のショッピングモールまでみんなで散歩することに。
散歩がてらドッグギアや植物を物色!
「Pizzeria Ciccio」から歩くこと約10分。到着したのは、さいたま新都心駅の目の前にあるショッピングモール「コクーンシティ」。その一角に店を構えるのが、グリーン、フラワー、ペットのお店「MULBERRY GARDEN」だ。リードを付けていればワンちゃんと一緒に入店OK。
お店の前にある「コクーンひろば」や「けやきウォーク」での散歩の合間に休憩するのに最適の場所。ペットのおやつやおもちゃも販売されている。
それだけでなく、観葉植物やガーデニング用品なども豊富に揃っていて、両夫妻とも、家の充実を図るために束の間のショッピングタイム。
そうこうするうちに、陽も傾いてきた。そろそろ都内に戻る時間。
川口のPAは、いつだって愛犬家の味方です。
帰りの道すがら立ち寄ったのは、昨年できた「川口ハイウェイオアシス」。パーキングエリアと大きな公園「イイナパーク川口」が合体した施設だ。かつては色気のなさが指摘された高速道路のパーキング(サービス)エリアだけど、最近はそれぞれに個性があって、魅力的に変貌を遂げている。
ここは「食べる・遊ぶ・くつろぐ」が揃う、水と緑のオアシス。レストランもあり、お土産も豊富に揃い、広い公園まである。高速道路だけでなく一般道からアクセスできるのもポイントが高い。
「ここ、めちゃくちゃいいですね! 公園も広いし、オール芝生だし、ロングドライブ途中の休憩に最高です。今日は初めての経験ばかりでしたが、本当に楽しかったです。これからも丈三郎ともっといろんな場所に行って、たくさん遊んで、愛情をいっぱい注いであげたいと思います」(猿渡さん)
「人間もそうですけど、犬もずっとクルマに乗っていると疲れるので、こういう場所があると本当に助かります。今日は猿渡さんのクルマにジョインする形でしたが、普段はボクもクルマを運転するので、今度は妻とチャロとみんなで、また違うドライブをしてみようと思います」(森さん)
気持ちいい秋晴れの中で実現した、2家族によるワンダフルなワンッ!デイドライブ。
車内のおしゃべりはいつも以上に弾み、目的地のひとつだったドッグランでは愛犬と思い切り遊び尽くした。愛犬たちの嬉しそうな表情に、人間たちも自然と笑顔がこぼれる休日でした。幸手周辺、かなりいい感じですよ。
Photo/Shouta Kikuchi
Report & Text/Jun Nakada