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澄んだ空気と星空が楽しめる人気山荘【星の山荘 梶ヶ森】。
梶ヶ森の8合目に位置する「星の山荘 梶ヶ森」。東西に山を望み、南には太平洋が広がる絶好のロケーションが魅力だ。天気が良ければ、美しい星々と雄大な雲海を堪能できる。
施設内で使われる水はすべて梶ヶ森の霊水。土佐の名水40選に選ばた名水であり、美味しいうえに肌なじみが良く、湯冷めしにくいと言われている。また、4月~11月の山荘営業期間は併設された「梶ヶ森キャンプ場」の利用が可能。フリーな環境でさらにアウトドア色の強い時間を過ごすことも。
「地元の新鮮食材を使ったこだわりの山荘料理なのに、お箸で食べられる気取らない雰囲気が素敵。高知ならではのクラフトビールも外せないね!」。“かぼちゃとほうれん草の熱々キッシュ”や”土佐若鶏のディアブル風地元野菜のグリエを添えて”など、手作りディナーに舌鼓。
山中ならではのクリアな空気のおかげで、夜は圧巻の星空が広がる。季節と天候によっては天の川をはじめとする天体ショーが肉眼で確認できてしまうのだ。
倍率600倍の本格天体望遠鏡を体験。
「星の山荘 梶ヶ森」には本格的な天文台が併設されている。20:00以降であれば大人300円、子供200円で利用可能。
「天然のプラネタリウム! ボクらは星空を眺めて過ごすのもキャンプの楽しみの一つだと思っているので、ワクワクが止まりません」とシュンスケさん。天文に詳しい管理人さんが案内、コントロールしてくれるので、知識ゼロでも問題なし。
高知県長岡郡大豊町佐賀山1248-3 tel:0887-74-0360 火曜・水曜定休 営業は4月~11月のみ。ハイシーズンは早めの予約が欠かせない。
早朝トレッキングで絶景に出会う!
標高1399mの梶ヶ森山頂まで山荘から車で5分ほど。無理なく歩ける距離だから、早朝トレッキングに挑戦するのもアリ。美しい朝日を眺めながらの道のりで、初心者でも疲れ知らず。登り切れば太平洋から石鎚山、三嶺・剣山などが望める、360℃の巨大パノラマに感動すること請け合い。
モンベルが運営するアクティビティ拠点【モンベル アウトドアヴィレッジ本山】。
「モンベル アウトドアヴィレッジ本山」は2019年7月にオープンしたばかり。名産品も扱うビジターセンター併設のモンベルストア、清潔なコテージ、 温浴施設などを擁し、登山やラフティングの拠点として頼りになる。
宿泊や温浴など充実の施設を備える。
ウッディでモダンなコテージが10棟あり、受付はモンベルストア内のビジターセンターで行なっている。ロケーション的に吉野川のアクティビティを楽しむのにジャスト。日帰り利用できる「土佐れいほくの湯」やレストラン「ハーベステラス」も。
高知県長岡郡本山町本山2133-1 tel:0887-72-9670 (モンベルストアは0887-72-9680) open:9:00~18:00 (ゴールデンウィークと8月は8:00~19:00)
旅慣れした二人も再訪したくなるほど楽しみいっぱい。
「キレイな景色と星空、数々の名所にテンション上がりっ放しでした」という二人。単なる観光地とは一味違う、アウトドア好きが満足できるスポットの多さにも驚いたとか。アウトドア複合施設の「ゆとりすとパークおおとよ」や、標高1400mの360°パノラマが非日常感満載な「星の山荘 梶ヶ森」、推定樹齢3000年の「杉の大杉」などはほんの一例。高知にはまだまだワクワクできる場所が残っている。
今回の道中では棚田や里山といった、日本の原風景とも言えるちょっぴりノスタルジックな眺めまで楽しめ、ショートステイとはいえ充実感は上々。 二人も「都会では味わえない空気と景色があってジャーニー感バッチリなのに、そんなに遠いわけじゃない。また必ず遊びに来ますよ!」と大満足だった。
- Photo/Takuma Utoo