「好き」に囲まれて暮らす、こだわり派のインドアスタイル拝見。 #2

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インテリア、アート、収納、外遊びギア、そしてライフスタイルまで、ジブンなりのテーマを持っておしゃれなインドアライフ楽しんでいる達人たちのこだわりのお部屋を拝見!

今回は、マイホームのインテリアを自分仕様に作り上げた大工さんも顔負けのD.I.Y.の達人たちをピックアップ。細部にいたるこだわりも、D.I.Y.だからこそ可能にしてくれる。

Table Of Contents : 目次

D.I.Y.のウッド家具に囲まれた、アットホームなファミリールーム。

春日井 順さん
HIGUMA Doughnuts 代表

北海道産の食材にこだわった揚げたてドーナツを提供するヒグマドーナッツ。代表の春日井さん宅は、ドーナツと同じく天然素材の温かみが感じられるウッディな空間。しかもオーク材のフローリングも含め、その半分が自作の家具となっている。

「D.I.Y.が趣味ってのもあるけど、自作の家具はサイズも含めて自由に設計できるから、使い勝手も抜群。木製家具は、使い込むほど味が出るのも魅力ですよね」。

初めて作ったD.I.Y.家具は、子ども用ままごとキッチン。「娘の2歳の誕生日プレゼントとして作りました。ワックス加工を施してヴィンテージ感を出してます。ウチにある家具で1番作るのに時間がかかったかも。おかげさまで気に入ってくれているみたいで、なによりです(笑)」。

冷蔵庫などの電化製品を収納するためのカウンターも自作。「2×4材で骨組みを作ってベニアを貼りました。ワックス加工をしないで、あえて無垢の木の質感を活かしています」。稼働式の収納棚など、機能的なこだわりも満載。子どもたちが描いた絵は額装してディスプレイ。

■エリア:神奈川県横浜市
■間取り:3SLDK
■住宅形態:一戸建て(賃貸)
■住居年数:2年
■築年数:18年

日井 順さんのインドアスタイルスナップはコチラ!

 

本当に必要なものがみえてくる、 タイニーハウスという小さな住まい。

竹内友一さん
Tree Heads & Co. 代表

山景がとても似合うタイニーハウス。自然に溶け込む移動式のユニークな佇まいは、これまでの定住や広い家とは異なる概念を持った新しい暮らしを提案。小さなスペースだからこそ見えてくる本当の豊かさを体験できるという。ちなみに牽引しているクルマは、日産のサファリ。

すべてを自分たちでつくり上げる家。それがタイニーハウスの醍醐味でありコンセプトでもある。モデルルームでもあるこちらは、竹内さんが仲間と一緒につくりあげた。壁から天井、内装まですべてが手づくり。

ワンルームながらもロフトルームが付属した間取り。このロフトには寝袋を持ち込んで、寝床として使うのだそう。

外装だけでなく、内装や収納品といったインテリアも、もちろん手づくり。鉄板と木材を合わせて竹内さんがつくった棚は、おもに調理道具や食材といった生活用品を収納。

内装には、すべて廃材を再利用していることも竹内さんのタイニーハウスの特徴。そんな中で唯一持ち込んだのが、奥のソファ。長年愛用しているこの憩いの場所で本を読み、インスピレーションを得て、次の創作を考えることが竹内さん流の暮らし方。次はハウスボードを構想中だそう。

■エリア:山梨県北杜市
■間取り:1R
■住宅形態:タイニーハウス
■住居年数:2年
■築年数:2年

竹内友一さんのインドアスタイルスナップはコチラ!

Photo/Shouta Kikuchi、Sosuke Shimizu
Report & Text/Takuya Kurosawa、Masatsugu Kuwabara

 

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GO OUT編集部
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